はるか遠くに見える頂上を目指して 岩肌剥き出しのがまん坂 頂上付近は雪の残るそば道を
おだやかな正月三が日を、分厚い新聞に目を通すくらいが仕事で、考え事もひと休み。食っちゃ寝、食っちゃ寝の自堕落生活。
そこに一つピリオド打って、さー今日は予定の行動に向けてエンジン始動。
♪ ♪ 険しい山に登ってみたい 自分の道を究めたい ・・・ ・・・ ♪
北島演歌を代表する、どが付く演歌『山』。お酒が入るとぶっ放してみたくなる愛唱歌の一つ。
ただ、自分の道を究めたい・・・というほど大袈裟なものではないが、正月4日を縁日とする、阿品弥山のお山に登った。
正確に言えば、昨年に続けて今年も登った。これで3回目ということになる。
過去2回でおおよその様子は分かっているようなものだが、実際登り始めるとやはり初めて経験するようなきつさを覚えたりする。
地中から盛り上がったような岩石剥き出しの滑りそうな道。正月早々、山中に救急車要請などとならないよう、細心の注意を払って。
途中で追い抜かれたり追い抜いたり。そのたびに、「お早うございます」「おつかれさま」「お気を付けて」と交わす挨拶が何とも心地いい。
たかだか400mそこそこの山ではあるが、正月休みと、仕事始めの区切りを付ける意味では、登山効果はあると改めて思う。
雪の残るそば道で、寒さは半端ではないはずなのに、体重が減るのではないかと思うくらい汗が滴る。これがいい。
この汗を境に、いよいよ本格始動か・・・という気にさせられる。といいのだが、果たして思い通りに行くのかどうか。
ニュースでは、交通機関も高速道路もUターンラッシュにわいている。
この現象は、明日から仕事始めの人たちを言っているのであるが、アタシだって人並みに一応正月気分に訣別を。
そんな意味でも、いい汗、心地よい疲れを味わった。 膝の調子?ウーン、ガクガク。しばらく無理は利かない。