贈り物の 数を尽くして クリスマス 子規
子供がちに クリスマスの人 集ひけり 子規
孫たちにとって楽しみな楽しみなクリスマス。
本来なら、昨夕24日が前夜祭、すなわち「クリスマス イヴ」。そして今日25日が、本チャンの「イエス・キリストが約2000年前にこの世に生まれたことをお祝いする日」である。
でも、我が家の場合、娘が買ってくれたクリスマスケーキを突っつく以外は、もうとっくにクリスマスは終わっている。早くから頼まれていたプレゼント予約の品は、もう孫たちの手に渡って、今夜はもう彼や彼女らの姿はない。
ちょっと侘しい気もするが、元々クリスマスとは、「プレゼントをもらう日」「贈る日」の他に大した意味はないというのが、我が家の通り相場である。だって代々浄土真宗だもの。ただ、まだ4歳の姫孫は、ひょっとしたらまだサンタさんがいることを信じているのかも。
6月と暮れには、ちょっとした現ナマが手に入ってニコリとしたいた。それは大昔の話。
時を経て、現ナマではなく紙切れ1枚を渡され、肝心なモノは銀行振り込みになった。それは数10年。
6月も暮れも、ボーナスという喜びを全く失ってから15年。入って来なくなった割りには、出ていくプレゼント予算は年々増えるばかり。クリスマスのない、正月だけの国に行きたい。でも、彼や彼女の歓ぶ笑顔がね~。
ボーナスと言えば昨日のJRA、G-1レース「有馬記念」のキタサンブラック。優勝賞金だけでなんと3億円。
その他の功労金や賞金など合わせると「いったいなんぼになるんじゃろう」。大きなお世話。人のふところ計算してみたところでなんになる。
いくらボーナスが欲しいとは言っても、ここまでの大金もらっちゃ、人生が狂っちゃいけんのでそこまでの欲は言わない。「じゃあどれだけよ」と言われれば「そりゃまあ、あれもしたいし、これも買いたいし・・・多い方がいい」というところか。それにしても、この世の中、お金を持っている人のところへお金は群れたがるものだ。不公平だよね~。
キタサンブラックのオーナーとして、ここまで育て上げるにはどれほどの投資が必要だったのだろう。北島三郎だから出来たのだと思っている。
そんな投資資金を持たない我々庶民は、なけなしの投資で一攫千金の夢を買う、宝くじに夢を託そう。
その日まであと6日。2017年の残りも今夜を入れて1週間。果報は寝て待つとしようか。