「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「夢を与える・夢を掴む」

2017年12月10日 | ニュース・世相

    

若干23歳の若者が。岩手県奥州市という、野球のメッカでもない地方出身の若者が。
今、世界のスポーツ界の話題を独占しようとしている。それが『大谷翔平』という元日本ハムのプロ野球選手である。

オリンピックに出場させるさせないで、世界を股に大きな問題となっている「ロシアの国家的ドーピング問題」や、相変わらずくすぶり続ける大相撲界の、日本とモンゴル間の問題など、世界を揺るがすスポーツ問題もあるにはあるが、こちらは「暴力行為」とか「不正」や「ルール違反」と言う完全なマイナスイメージの話題である。

そこへ行くと、日本の若いプロ野球の選手が、今までに誰も大成を果たせなかった「投手」と「打者」の文字通り二刀流を引っ提げて、アメリカメジャーリーグに挑戦するという、世界のスポーツ界の話題の中心という胸のすくような話である。世界中の野球選手を志す少年たちに、大きな大きな夢と勇気を与える、近来まれにみる快挙でもある。

社会人野球の父と、バドミントン選手の母と言う、スポーツ一家に生まれたとはいうものの、血統証付きのサラブレッドとまでは言えないようだ。とすれば、この体力気力、郡を抜く身体能力はどこから来たのか。要するに本人の努力と、それらにマッチした環境があったのだろうか。いずれにしても大した男が現れたものである。

昨年のプロ野球日本シリーズでは、この大谷選手に痛い目にあわされた広島カープである。なのに、ファンとしては何故か憎らしさよりも「アイツにやられたのなら仕方がない」と、素直に受け入れさせる魔力みたいなものを秘めている。そんな男も珍しい。

野球の本場メジャーリーグで、「二刀流成功」という自分の夢を掴みとってほしい。これまで多くの人に大きな夢を与え続けてきたのだから。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

横幅を広げる

一行の文字数を増やしたい