暮れの28日に、1年間の仕事を締めくくる「仕事納め」を記した。
その逆で、今日は今年初めての仕事らしきことを追いかけてきた。いわゆる仕事始めである。
年末年始の暦の関係で大型連休を取れた人も多く、実質的に今日が仕事始めと言う人も多かったようである。そんな中、北海道千歳空港の大雪被害はすさまじく、里帰りから我が住む町への復帰がままならず、空港ロビーに寝泊まりする不便を余儀なくされた人も多かったようである。お気の毒に。
本来なら冬休み最後の今日は、孫三男君がやって来て子守を迫られるはずであった。
それが、高3の孫兄ちゃんの進学が早めに決定したことから、今シーズンもスキーのインターハイや国体に出場することが決まった。そこで今はお父さんコーチとともに最後の調整期間でスキー三昧。それに便乗して三男君も連泊のスキー場暮らし。お陰でジジは孫守りから解放された。
それなら、ということで隣町で開かれる「お正月お楽しみ会」というイベントのレポート取材に赴いた。40人近い小学生が集まって、かるたや囲碁、将棋に挑戦した。
今や囲碁も将棋も空前のブームとあって子どもたちが積極的に取り組んでいる。と言いたいところだが、なんせ少子化の甚だしい田舎町。絵になるほどの人数は集まって来ない。そこへいくと、低学年や女の子中心のかるた取りは丁々発止火花が散る。
参加者全員にお菓子袋が配られ、熱いぜんざいの振る舞いもある。こうして至れり尽くせりで子どもたちに遊んでもらい喜んでもらう。そこには、地域の社会福祉協議会や文化協会、子供会連合会など、資金提供する大人の団体が存在する。我が身も地元では全く同じことをしている。これも子どもたちが非行に走ることの歯止めとなる健全育成の大切な柱なのである。と信じたいのだが。
なんだかんだ言いながら、今年もこういったお仕事で何本のレポートを仕上げるんじゃろう。