1年の中でも最もきれいな、山が笑う季節。
山頂にそびえる岩国城を盛り上げるようなお城山の全景。
一度は見ておきたい、一度は見せて上げたい季節の風物詩。ええでしょ!!左下には、長い竿を持った釣り人が一つのアクセントになって。
見慣れた光景なのに、やはり色艶やかな新芽が競う山肌。それを見上げるような、間近に迫る竹の秋が色を添える。
この景色にスマホカメラを向けたのは4・5日前のことである。
先ず先ずの写真だなと思いながらも、猛烈な忙しさに追われてブログアップもままならず、数日を過ごしてしまった。無沙汰を致しましたが元気です。
その間に山が笑いを収めかけると、こんどは五月雨続きで山が泣く日々となった。ホンの短い数日にいろんなことが重なったものだ。
出来るならこの忙しさから早く解放されて、自らの思いを遂げること、やりたいことに没頭したい気分にもなるが、世の中そんなに自分中心ばかりでは回らない。今しばらく辛抱するしかないか。
この眺めから左側200mに位置する錦帯橋の河原で行われる、夏の風物詩「錦川水の祭典」大花火大会は打ち切りとなり、楽しみな夏の行事が終わりを告げる。これもコロナ禍の負の影響の一つである。
こういった地域で主催する風物詩などがどんどん姿を消す。淋しい限りである。もちろんコロナ禍という現実問題もあるが、もっと大きな問題は人口減少である。産めよ増やせよとは言わないが、せめて彼女を求め、彼を求めて結婚しなさいよ、そして一人、二人子供を作りなさいよ、でなければ将来の日本はなくなるよ・・・などと考えるのも大袈裟かな。
ま、せっかくの最もいい季節なのだから、つまらぬ愚痴など封じ込めて、そろそろ産卵・孵化が始まるメダカさんの餌やりをわすれないよう、気持ちを鎮めて明日もまた楽しく・・・を心掛けよう。