「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「小生、この1年の一字」

2024年12月14日 | 風物詩
   令和6年、今年の一字
       
この1年を一字で表すと。京都清水寺の貫主さんは「金」と揮毫された。
確かに、パリの地で掲げた金メダルラッシュ。まさしく表の金であり誇りに思う金・ゴールドである。同じ金でも手垢にまみれた、薄汚れた金もある。メダルラッシュのゴールドに対して政治資金規正法違反ラッシュのマネーである。同じ金と呼ばれても、そこには大きな差があるものだ。但し札束が薄汚れているわけではない。使いこなす人の利害が絡むとちょっとねー。

今一つ最低賃金にからむ所得の大幅アップ103万円問題もあった。金にまつわる一大政治課題である。どこかに溜まりこんでいるお金を所得アップという形で分配すれば、間違いなく街に笑顔があふれ、消費が伸び税収も増えて国情そのものが豊かに見える。私たちの世代は、働き盛りのころにそんな恩恵をこうむった記憶が強く残っている。ま、金の一字はおいといて。

さてあなたの一字は何でしょう。十人十色、百人百色。人それぞれ色んな思いがある。師走半ば、ゆっくり振り返って自分の一字を考えてみるのもいいね。
時分に当てはめてみると、何やかや忙しさに追われた「忙」が先ず頭に浮かぶ。趣味であれこれ認めた随筆やブログなど「認」、物騒な闇バイトによる強盗事件では「闇」と「怖」などなど。この一年を駆け抜けたそれぞれの思いが改めて浮かんでは消え消えては浮かぶ。

そしてトドのつまりは、中三の孫君の進路選択に対するジジの思いがある。
名前は悠雅だから「悠」の字も候補ではある。が、やはりこの時期同じ「ゆう」でも「勇」の字はジジのこの一年の一字である。野球が好きでたまらない野球の虫であるなら、勇気をもってその道に邁進すればいい。特待生として声が掛かったのなら、勇猛果敢にチャレンジしてその高校の星になる努力をしてほしい。何のことはない、今年の自分の一字を見つけるはずが結局、孫君とともに燃える来年に備えての一字になってしまったようだ。苦笑。
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