お盆の締めくくりと言える「送り火」を焚く日。現世にお環りになったご先祖の霊をお浄土へ送り届ける道を照らすともいわれる送り火。
近くの自治会が主催する毎年の恒例行事「精霊流し」。地域を上げた送り火の行事でもある。
地域活動の広報担当して写真撮影もあり、海辺に置かれた精霊船の点火や灯篭の灯をカメラに納めた。
今ひとつ今年の場合は個人的な精霊流し、イヤな思いを燃え上がる炎とともに海に流したいという願いもあった。
というのも、どういうわけか鬼の霍乱ならぬ暑さの霍乱にやられたのか、迎え火が焚かれる13日の日曜日は朝から夕方までご供養参りに精を出した。
その日の夕方から突然首筋の調子がおかしくなった。その痛みは尋常ではなく、自分の力で頭を支えるのが辛いほどの鈍痛。まるで強烈なむち打ち症に襲われたような痛み。この痛みには実体験があり、3週間入院した遠い昔のむち打ち症を思い出させている。
兎に角痛み止めを飲んで対応。動かない首筋に悩まされ、ガンガン痛む頭。顔を上げることも顎を引くことも適わない。ひどい目に遭った。
オレがいったい何をしたというの?どこかの仏前でご無礼なことをしてバチが当たったんじゃろうか、それとも何かにとり憑かれたのかと思わせるミステリックな激しい痛み。まるでいきなり重病人になった感じ(笑)
そんな塩梅で、お盆の三日間をやりきれなく過ごしてしまい、ブログにも手を出せない状態でした。
お盆帰省していた孫たちも今回ばかりはあまり相手も出来ないままになってしまった。でも帰るときにはスイカにカボチャに取れたて野菜をたんまり持って帰らせたので良しとしよう(笑)
兎に角訳の分からない突然の重病に襲われた今年のお盆。決して若くないのだから更に気を付けるんよ。というお教えと受け止めよう。
瀬戸内海には気の毒だが、こんな個人的辛さまで精霊の送り火とともに海に流させてもらった。悪しからず。
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