来年度の予算案が年度内に決まるのか決まらないのか。春闘の平均的賃上げ結果がどのように落ち着くのか。
そんなお金の話が世情のニュースを牛耳っているときに、またぞろ権力者が若手議員に商品券を提供するという性懲りもない、お金にまつわる疑惑が勃発。現職の総理大臣の椅子を揺るがしかねない、忌まわしいお話。
世の大中企業が政策の行方を考慮して大幅な賃上げに傾いたという、庶民にうれしいお金の話なら我慢が出来ようというものだが。
理由が何であれ、新人議員に手土産替わりに10万円の商品券配布は豪儀だねー。何の思惑もないのに10万を手渡せる金銭感覚のマヒが、庶民感覚とかけ離れていること。それでなくとも政権交代さえすれば全て世の中がうまくいくという錯覚を持つ政治家集団の攻撃の的となったこと。ややこしいねー。
こんな時思うのは、予算委員会をこじらせ、新年度の予算案成立が遅れれば、災害復興の進捗にも影響が出かねない。ということは誰が困るのか。政治家は自分の主張するところを突っ張っていれば名前は売れるかもしれないが、生活に困るのは国民なのである。国民の生活を最優先しない先生方は本当の先生方なの?素朴に思う。
一方で今年の春闘の回答をみていると、昭和40年代半ばを思い出す。池田隼人・所得倍増論。田中角栄・日本列島改造論。その後のバブル期を謳歌した青春時代の話はまた改めることにしよう。
汚れているのかいないのかは別として、手土産替わりの商品券と同じ土俵で語るには少しもったいない気がするんだね~。
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