「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「気持ちほんわか」

2025年03月15日 | 地域活動

                

外は冬の雨まだ止まずこの胸をを濡らすよに……。冬の雨ではないが、温度が上がらない初春の冷たい小雨が降り続いた一日。
30年前には、東京霞が関駅を舞台に大量殺戮が計画された「オウム真理教、地下鉄サリン事件」発生。単身赴任の出勤に東京メトロに揺られて、渋谷駅に着いて肝を冷やした体験を思い出す。 

そんな今日3月15日は、冷え込む世間をよそに、ほっこり心温まる仲間内の小さなお別れ会であった。
定年退職後小休止して、再び元の会社から声が掛かって5年頑張った。後輩に道を譲るために退職した67歳から始まったのが「広報部担当」というボランティアの地域活動であった。

A-4版4ページ構成で、1年間に3回発行の地区社会福祉協議会の広報紙である。私たちの地区社協は自主財源を持たない、営利活動はご法度の、純粋な社会福祉活動であり、運営費用は地域住民の芳志、いわゆる寄付金を基本にしていた。従って、広報紙の内容も私たちの活動が目に見える形で住民の皆さんに届けるよう努力したと自負している。
1年に3回発行なら大したことない数字ではあるが、活動現場には常に取材と写真撮影が欠かせない。つまり新聞記者と同じで『常在現場』が必須、「ちょっと待って」が利かない。

そんな調子で男女合わせて7人がチームを組んできた。そのうちの一人、長年頑張った部長さんがこのほど引退することになった。そりゃ無理をすればまだ少しできるかもしれない。それではいつまでたっても後輩が育たない。「ここらが潮時」と決め、他の6人と相談し納得の上で身を引くことにした。
黄色いバラをあしらった素敵な花束を送られて、気持ちほっこり笑顔のお別れ会をしたという次第。
カミさん手製の郷土料理「いわく寿司」と「豚汁」を味わってもらったのもよかった。

正式には5月の総会までの任期ではあるが、これからは申し送りという大切な作業がある。立つ鳥後を濁さないよう勤め終えたい。ご苦労さん、新部長さん。お疲れさん、旧部長さん(笑・笑)


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