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「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「ねんがじょう」

2019年01月09日 | 季節の移ろい・出来事

             
              1枚の年賀状(部分的修正を加えている) 

今年ばかりはどういうわけか、年賀状を頂いた数が予想以上に少なかった。
我が国のお正月風物詩として長年根付いてきた年賀はがき文化が、平成の終わりを迎える今、衰退の一途をたどっているのかもしれない。それよりも葉書を含む手紙文化そのものが消えてしまいそうである。

そんな中、一枚の心温まるというか、ジジの心を震わせるような年賀状が届いた。孫三兄弟の三男坊、小3の悠雅君からである。表面(おもてめん)の宛名はたどたどしい鉛筆書き。大きな字や小さな字。漢字に平仮名も混じる住所や名前。郵便配達泣かせではある。
決して上手ではないが、愛おしさはこれに勝るものなし。百数十枚の中のピカイチである。

裏面の通信欄には「ことしは、ソフトボールいっぱいやるよ」と書かれている。
昨年までならおそらく、ソフトボールの文字が「スキー」だったはずである。ジジがソフトボールを必死に応援する姿に忖度があったのかも。それにこの冬3年生で、灘オールスターズという選抜チームに大抜擢された自覚がそういわせたのかも。

完全アウトドア派で、放課後教室の先生方を悩ませるほどの机ぎらいではあるが、そんな彼の手で必死に書いた年賀状にはちょっとだけ値打ちを感じるジジである。

年賀状とは、言わずと知れた年の初めのお祝いメッセージである。せめて松の内で終わりにしてほしい。
こちらから出した返礼だからと言って、10日以上過ぎて「おめでとう」などと言われても「ちょっと待ってよ」と言いたくはなっても有難みなどありはしない。いっそ来ない方が気持ちすっきり。

たった1枚の葉書。夢おろそかに扱うなかれ。と自分に言い聞かせよう。多分半年もすれば忘れてしまって、また同じことを繰り返すのかもしれないが。

  

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「仕事始め」

2019年01月07日 | つれづれ噺

          

暮れの28日に、1年間の仕事を締めくくる「仕事納め」を記した。
その逆で、今日は今年初めての仕事らしきことを追いかけてきた。いわゆる仕事始めである。

年末年始の暦の関係で大型連休を取れた人も多く、実質的に今日が仕事始めと言う人も多かったようである。そんな中、北海道千歳空港の大雪被害はすさまじく、里帰りから我が住む町への復帰がままならず、空港ロビーに寝泊まりする不便を余儀なくされた人も多かったようである。お気の毒に。

本来なら冬休み最後の今日は、孫三男君がやって来て子守を迫られるはずであった。
それが、高3の孫兄ちゃんの進学が早めに決定したことから、今シーズンもスキーのインターハイや国体に出場することが決まった。そこで今はお父さんコーチとともに最後の調整期間でスキー三昧。それに便乗して三男君も連泊のスキー場暮らし。お陰でジジは孫守りから解放された。

それなら、ということで隣町で開かれる「お正月お楽しみ会」というイベントのレポート取材に赴いた。40人近い小学生が集まって、かるたや囲碁、将棋に挑戦した。
今や囲碁も将棋も空前のブームとあって子どもたちが積極的に取り組んでいる。と言いたいところだが、なんせ少子化の甚だしい田舎町。絵になるほどの人数は集まって来ない。そこへいくと、低学年や女の子中心のかるた取りは丁々発止火花が散る。

参加者全員にお菓子袋が配られ、熱いぜんざいの振る舞いもある。こうして至れり尽くせりで子どもたちに遊んでもらい喜んでもらう。そこには、地域の社会福祉協議会や文化協会、子供会連合会など、資金提供する大人の団体が存在する。我が身も地元では全く同じことをしている。これも子どもたちが非行に走ることの歯止めとなる健全育成の大切な柱なのである。と信じたいのだが。

なんだかんだ言いながら、今年もこういったお仕事で何本のレポートを仕上げるんじゃろう。

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「黄金色の畑」

2019年01月06日 | 晴耕雨読

                      
               黄金色に輝くタマネギ畑

年末年始、日にちをずらせて里帰りする孫たちに合わせて、意に反しながらも自堕落な生活が続く。
当然ながら、お腹に入れたものを健康的に消化する運動時間が削られる。それでなくても「最近運動らしいことしとるん?」と、我がお腹あたりに厳しい視線がそそがれる。思い当たるだけに反論もない。

たとえ正月松の内であろうとここは一番、今やっておこうと腕まくり。手甲・脚絆にわらじ履き・・・と行きたいところだが、現代版では長靴・腕抜き・ゴム手袋に身を包み颯爽と畑に降り立つ。
頃や良し、10月に植えたタマネギが順調に活着、生育の真っ最中。寒肥(かんごえ)と言われるように、今の最も冷える時期に肥しを施す。その上に、秋の田んぼでたわわに実った黄金色のお米のもみ殻を敷き詰める。

根っこを太らせるタマネギの、成長を助けるためのおまじないみたいなものである。
但し、このおまじないは根拠があって意外な効果をもたらすのである。これからしばらくは気温が最も下がる季節。低温は土を凍らせカチカチに固まらせる力を持っており、タマネギの順調な生育を妨げようとする。こんな現象を防ぐのが、畑の表面を黄金色に染めるもみ殻効果である。

畑の土はもみ殻の力を借りて、フカフカの柔らかい土に再生される。そんな実質的効果の上に、実に見栄えがいい。寒い中で、さも仕事をしたような景色になる。なんせ作り手の腕は黄金色でもなければ、銅でもない。どうにもならない腕前を、せめて畑の表面だけでも黄金色に輝かせて目先を変えるのである。

しかし現実は厳しい。400本近く植えたタマネギが、実質どれだけの収穫を見せるのか。それは半年先のお楽しみである。

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「考えどき」

2019年01月04日 | つれづれ噺

         

正月も早3が日を過ごし、一般的な仕事始めの日を迎えた。
そんな1月4日の今日は、「いしの日」の日なのだそうな。
いしの日と言われても、石の日か意思の日か、はたまた医師の日か、よーわからん。
単なる1と4の語呂合わせなのだろうから、別に目くじら立てることもなく、小生の場合「意思の日」ということで考えてみたい。

今年も多くの年賀状を頂いた。とはいってもその多くが、こちらからも出すから先方からも返礼として頂くというケースである。そんな中に、「年賀状を今年で終わりにさせて欲しい」という意思表示が7枚も含まれていた。これまで記憶にない多くの賀状廃止のお願いに接した。

大半が大先輩からである。次いで同級生。後輩からのものも混じっている。それはそれでいい。
元来が儀礼的で惰性的なものが多く、本当の意味の新年を寿ぐ気持ちを通い合わせたい人はホンの一握りであった、と自分でも思っては来た。しかし、日本郵便の宣伝に乗ったり、まあ出しておけば間違いない、などという安易な妥協もあって、せっせと出してきた。本当に見直す時期、考えどきが来ているような気がしないでもない。

但し、一気に全部辞めてしまうには忍びない。小生如きの賀状でも待っていてくれる人がいるかもしれない。その出すか辞めるかの選択を誤らないように、慎重に、気持ちのどこかに四角い線引きをして、そこからはみ出す人には思い切って「賀状差し控え通達」を考えてみるかな~。
優柔不断が服を着ているような人間に、その選択が出来るのかどうか疑問ではある。が、今日はいしの日だ。石のように硬い意思で選択の練習を初めてみるのもいいかも。意思の発送はまだ10ヶ月ばかり先の話なのだから。

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「初もうで」

2019年01月02日 | ニュース・世相

           

穏やかな晴天に恵まれた正月二日。例年の通り初もうでに出かけた。
氏神様と仰ぐ神社。岩国市の始祖となる歴史の香る神社。さらには旧岩国領主代々の産土神(うぶすながみ)と祀られた神社。この近隣の三社詣でである。
地元にある榊八幡宮に、ウオーキングを兼ねて歩いてお詣りした元旦に続いて、二日連続の神社詣で。何かしら好いことがあれば有り難いのだが、この程度のことでは神様も、授けるだけのご利益の持ち合わせがない、と言われるに違いない。

昨年は元旦からお泊りした悠雅君を伴う三人詣りであった。今年は、彼のお泊りもなく、正月第1陣の倅一家はすでに里帰りして呉に戻って行った。入れ替わるはずの娘一家は明日の夜やって来る予定で、元旦と二日は神様から頂いたご褒美のような静けさとのんびりな時間。穏やかにゆったりと、数年ぶりの夫婦二人だけの初詣。

生まれた年の星回りによって、今年一年の吉凶を占う星祭り表によると、6回目の年女に当たる亥年のカミさんは、芳しくない星回りだという。節分までに星祭りというお祓いをしなければならないことに合わせて、厄除けお札を購入してきた。昨年後半の体調不良で肝を冷やした不安は忘れられない。兎に角、健康第一、元気で長生き。これを目標にピンピンコロリが終局目標。

神社詣でや厄除けお札くらいで望みが叶うとは思わないが、日々の生活の中で、神仏に感謝する気持ちは失わないで生きることで、何とかお守り頂きたいと、神妙に帽子を取り二礼に拍手。神様に聞し召すよう大きく柏手を打つ初詣であった。

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「謹賀新年」

2019年01月01日 | 季節の移ろい・出来事

   

           

    明けましておめでとうございます。

  本年も変わらぬご支援、ご愛読のほど

        よろしくお願い申し上げます

  瀬戸海のご来光とともご新年の挨拶申し上げます

 

 

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