畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

若者たちとの忘年会

2011-12-22 04:28:47 | 暮らし

 19日の夜、待望の「イチカラ畑」の若者たちとの忘年会。
例によって、我が家でスベルべとスベルべママ手作りの料理です。

 と、言っても今回スベルべの担当は一品だけで、後は全てスベルべママの担当。
「準備が間に合わないからゆっくり来て」のスベルべママの言葉に、全員が集まったのは夕方七時前。 


 野菜類は例によって全て我が家の畑産。
ここで見えるだけでも、キャベツ、白菜、高菜、大根、ニンジン、温海蕪、聖護院大根、
大豆秘伝、リアスからし菜、パセリ等々。

 リーダーが菜食主義に近い食生活のため、私の子供たちと同じ年齢層にしては、
メンバー全員が野菜大好き人間で、野菜料理を「美味しい美味しい」と食べてくれます。

 左上のキャベツ、白菜を茹で、酢味で仕上げた物に切った海苔を散らし、
食べる直前に和える「海苔酢和え(ノリザイ)」など、若者たち絶賛の味でした。


 おつまみが載った一皿。オット、野菜の紹介で「赤葱」が落ちてたー。


 「酒は何でも有るからね、ビールで乾杯?」なんて始まりましたが、たちまちワインは二本が空に。
「いいかい、悪酔いしない飲み方は、色々な酒を飲んでも、アルコール度数の低い方からね」
なんて、酒での失敗を繰り返してきたスベルべ先輩の意見に、「そうかー」なんて従う若き友人たち。


 日本酒に移ると、スベルべは悪ふざけ気味に「べく盃」を持ちだした。
糸尻と言うか、盃の台座の部分が無く、注がれたら空っぽにするまでは下せない品物。


 「ウィスキーも上物が有るよ」


 「それとも玉川酒造のさむらいにするかな」


 「ジンもかなりの度数だぞ」


 「うん、こりゃ度数は低いから、清酒と同じ順列かな、十年物の紹興酒」です。


 関東在住の先輩から頂いたトルコのお酒「イエニラク」です。
お、向こうには「蕎麦焼酎」も見えますよ。

 リーダーは新婚さんで若奥さんも一緒に参加です。
若奥様だって、結構お酒に付き合えますから六人全員で、次から次へと酒は進む。

 でも、話題の中心はどうしても、畑、農業の話題が中心になりますから、
本当に健康的で「明るい農村」的な健全な忘年会パーティーですよ。

 若者たちとは「新年会をやろうか」「納涼会をやろうか」「収穫祭をやろうか」
なんて、春先から一緒に酒を飲むことを楽しみにしていたと言うのに、お互いに多忙で、
やっと漕ぎ付けた忘年会は時の経つのも忘れて盛り上がります。

 彼らも今年は世間にずいぶん顔を知られる存在になり、
蕎麦や、その関連商品も売れ行きが伸び始めた良い年でしたね。

 「さて、十二時になるぞ、スベルべはシンデレラでも無いけれど、
明朝は初出勤だからこれで失礼して寝るよ」と退散し、風呂に入って一人で静かに寝室へ。
その後も、盛り上がって、片付け洗い物をして皆が寝たのは、日が変わりかなり時間が経ってかららしい。

 翌朝はスベルべは静かに五時前に起床して初出勤を無事に迎えたのでした。
一仕事を終え、朝食に帰宅し、卵焼きを一品担当し、全員でさわやかな朝食を食べ、
スベルべママも含めて全員が、それぞれの仕事へと向かったのでした。
 
コメント (6)
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