
これは何でしょう?実はニンジンの播き溝の印付け道具です。
自慢じゃないけれど、万事アバウトで身の回りの片付けなど小学生のように叱られているスベルべです。
でも、変に几帳面なところも有り、ニンジンの種蒔くなどまっすぐで無いと気に入らない。
ま、曲がったことが大嫌いって性格も有るけれど、この方が効率的。
仕事の効率性を追い続けた父の遺伝子DNAが伝わっただけかも知れないけれど(笑)。

平畝の端に水糸をピンと張り、それに沿ってこの道具を動かし線を付ける。
この道具を作るまでは、平畝の両端に間隔を計ってカヤの棒を立て、
水糸をいちいち外して移動しながら線を引いていましたよ。

道具で引いても、糸のたわみにより、多少はふらふらしているけれどま、概ね真っ直ぐかな。
それにしても、ニンジンの発芽を急いて、毎日散水するものだから雑草たちも喜んで喜んで(笑)。

ここんとこは、こだわりで釘の間隔を変えた三条播き用と、四条播き用二種類を作っています。
この三条は、フランス産の黄色ニンジンで大きく成長する種類なので、少し間隔を広めにしています。

ま、発芽して大きく成長し、畝の地面が見えなくなったら間隔なんて分からなくなりますけれどもね。
この早生のニンジンの間引きが食べられるほどの大きさ、直径数ミリに成長しました。
一昨日「スズデリ」と「越後の台所 すずきち」を仕切るマスターが仕入れに来て、
間引きのニンジンを土を払っただけで齧り「美味い!使える!」と一言。
あ、余談ですけれど「スズデリ」は大盛況で週末はランチが200食以上も出るとか。

これも余談になるけれど、二十袋も播いたニンジン種の締めがこれ、「金時ニンジン」。
?待てよ、「まきどき」を見ると、寒冷地には横棒が引いて有り、月の表記が無い。

え、「寒地・寒冷地での栽培には適していません」だってー。
日本地図で微妙にしてアバウトに区分されているけれど、ここ魚沼ってどっちかなー。
収穫が12月と言うことになると、雪の下になる可能性も高いしなー。
ま、三袋も買ってしまいましたから、その内二袋は七月に入りすぐに播きました。
タイトルにを「ニンジン播き終了」としましたが、実は後で残った一袋を播こうかとも考えています。
一昨日の朝、スベルべママと二人で朝仕事にニンジンの草取りをしました。
スベルべママは仕事の最中に閃いたらしく「そうだ、バーちゃんを連れて来て頼もう!」なんて言う。
何時の事かなと思っていると、なんと、午後にはスベルべママママを拉致してきましたよ(笑)。
満九十二歳になる御母上は「はて、だめどー、腰が曲がって上も横もめーねー、下ばっかししかめーねー」、
なんて言いつつも、娘であるスベルべママと和気あいあいで並んで草取り。いやはや大した親孝行だこと(大笑)。
帰宅して、汗に濡れた衣服を着替えるために裸になったスベルべ。
「どう、バーちゃん、最近背中が丸くなってきた。なんて言われるけれど、
ほら、この丸いとこは、鍬仕事、畑仕事で付いた筋肉なんだよ」なんて背中の自慢しました。
ところが、「そうやって、歳を取り腰が段々曲がるがんだてー」、なんて、見事に一本取られてしまいました。
スベルべジーさんの腰が曲がるのも間もなくのことかも知れませんよ。
そう言えば、無理して姿勢を正さなく、楽に曲げて鍬を使うとなんだか楽だなー(大笑)。