畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

息つく間もない夏の日

2012-07-28 22:01:01 | 暮らし

 息つく間もないような忙しい一日の幕開け。
涼しい時間帯に少しでも畑仕事を進めようと、パソコンも横目に表に出る。
軽トラに積んだ400リットルのタンクにエンジンポンプで水を組み入れていると日が昇る。


 エンジンポンプをセットして、近くの「クレソン畑」を覗く。
期待したクレソンは中々思うような成長を見せてくれない。
篤農家が毎日水田の水の状態を見るように欠かさず見守ってはいるのですけれど。


 さー、山の畑に近付きました。
軽トラの先を年齢を感じさせずに颯爽と走るマックスが見えませんか?


 登った朝日に自分の影が尾を引く。
ほら、横に広がる幅広の葉は「ポロ葱」又の名を「リーキ」で順調な生育。
ネギの一番向こうは、これも期待の葉ネギ、京野菜の「九条太ネギ」ですよ。


 ほら、さつま芋も順調に蔓を伸ばし始めていますよ。
でも、畝の間の雑草も順調な育ち塩梅。


 マックスは一人遊び、じゃ無かった一匹遊びの末に、さつま芋の畝の向こう、
ジャガイモの掘り後でゆっくりとくつろぎながらトーちゃんの様子を見守る。


 「トーちゃんまだー、ボクお腹が空いたー」なんて顔に書いてある。
そうだな、そろそろ帰る事にしようか、な、マックス。

 こんな具合で始まった一日。
毎日が忙しく息つく間も無く、熱いと言う実感も湧かないような日々。
こうして、ニンジンやネギに散水し、一汗かいて帰るころは七時を過ぎている。

 昨日は、八時頃朝食を食べ、その後農天市場の建物の中でキャベツの苗を、
連結ポットから一回り大きなポリポットへの移し替えの仕事。

 そして、十一時過ぎに「越後の台所 すずきち」のマスターが仕入れに来宅。
なんと、地方ミニコミ誌「コマチ」の記者が十二時にこちらに来ると言う。
結局「コマチ」の記者も山の畑に同行し、写真を撮りまくる。

 「スズデリ」を中心とした、冊子の一ページを割く企画らしいけれど、
やはり、我が家の「風の吹く畑」は欠かせない風景らしい。
ちなみに掲載は九月号になり、発売は8月25日らしいですから、ご期待を乞う。

 その後、店二軒分の注文を抱えた長岡のシェフがお見えになったり、
「イチカラ畑」のメンバーが、今日開催される新潟は古町で開催するイベント用に、
野菜を揃えたり、ユリの花の仲介をしたりと夕方まで息つく間も無い状態は続く。

 涼しいうちに仕事をして、熱くなったら休憩を兼ねて家でブログのアップ。
なんて、調子の良い自分勝手なプランは雨散霧消。
夢幻と消え去り、珍しくブログのアップを諦めたような次第。
決して、ロシナンテと心中した訳ではありませんのでご安心を(笑)。
コメント (2)
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