畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

猛暑にキャベツを植える

2012-08-07 04:41:45 | 

 十日以上も前のこと。農天市場の建物の中で暑さを避けながらキャベツの苗を仕上げる。
 

 連結ポットに播いたキャベツが育ってきたので、丸いポリポットに移植です。


 こうして、育てた苗が大きく育ち本葉が揃って植え時を迎えたのに、雨が降らずに植えられない。


 ところが昨日の夜は、午前二時過ぎに雨音で目が覚めた。
本当に久しぶりの雨で「シメタ、これでキャベツが植えられる!」と、軽い興奮を覚えた。

 朝早く、トラクターで山の畑に向かい、スベルべママは軽トラで後を追う。
「アレッ、マックスは?」「そうだよね、トラクターに乗せてくる訳無いものね」
朝寝坊を楽しんでいたマックスは、スベルべママに忘れ去られていた。

 スベルべママは再度山を降り、マックスを載せて帰ってくる。
マックスは軽トラから下りて、いち早くトラクターの私の傍に駆け寄る。


 耕し終えて、九時に約束のケーブルテレビ収録のために一旦帰宅。
「枝豆の収穫と茹で方・キャベツ植えの準備」などを収録し、おまけに畑のスイカを切るパフォーマンス。

 午後から、耕し終えた畑に畝を立て、スベルべママが追いかけるようにキャベツを植えます。
植え終わったのは午後四時過ぎになっていました。


 如雨露で植え終わったキャベツに水を撒き、作業は一段落。
残った水はエンジンポンプで、ニンジン畑に散水。
寸暇を惜しみ、さつま芋畑の雑草を抜く、スベルべママの姿が彼方に見えます。


 さて、400リットルタンクの水も空になりました。
帰宅して、昼休みに作った、夏祭り打ち合わせ会議のチラシも配布しなければならない。


 「オーイ、終わったよー、帰ろうー」とスベルべママに声を掛ける。
「マックス、お出でー!ブーブーに乗って帰ろうー」とマックスを呼び寄せる。

 カナカナがうるさいほどの合唱を聞かせる、夏の夕暮れです。
二人と一匹は、一日の仕事を終えた満足感を胸に、家路に着いたのでした。

 こんな猛暑でも、万歩計は一万を下回る日は滅多に有りません。
でも、暑さにも慣れ、美味しいビールを飲んでいるうちに、夏痩せ気味の身体も体重を取り戻しています。
コメント (4)
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