畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

遊びをせんとて生まれけむ

2012-08-24 05:44:02 | 暮らし

 昨日の夕方は、畑で散水作業を終え、同じく草取りを終えた妻と川に行った。
実は、先日マックスと散歩で魚野川に行った際、川面に撥ねる小魚を見て釣りを思い出したのです。
仕事着のまま、足元だけゴム製のサンダルに履き替えて川に入ります。


 一回では釣れなかったけれども、妻思い?のスベルべは待っている妻に交代。
妻も何度も「毛バリ」を流すけれども、どうも食いが悪い。


 マックスは何回か川に入り水を飲んだりしていたが、釣りには興味を示さない。
以前飼っていた猫の「オジ」は私の釣りを覚え、魚食べたさに川まで付いて来たものだったが。


 釣り具屋にも中々この「毛バリ」は置いてないようです。
小出の釣り具屋で、一セットだけ残っていたものを買ってきたのでした。

 堀之内の釣り具屋では「置いても最近は売れないんですよ、子供は川に行くなと言われているし」と言われる。
なるほどね、私なんて小学生の時にはバラ売りの「毛バリ」を買って自分でセットしていましたよ。 


 本当は、この流れたコンクリートブロックの上手に行きたかったけれども、まだ鮎釣りが居て遠慮。
ちゃちな竿を振る、「毛鉤釣り」が「鮎釣り」の邪魔なんて出来ませんからね。


 でも、こんな夕景色、日没時の風景も捨てたものではありません。
釣果は無くても冷たい水に足を浸し、一瞬の涼を得ただけでも儲けものってところ。
 

 その後も移動しながら「毛鉤」を流したけれども、なんと一匹の釣果も得ることはできなかった。
還暦を過ぎた夫婦の戯れに、小魚たちも付き合ってはくれなかったということです。

 チョイと昔は、たちまち2~30匹の釣果は有った物でしたけれどもねー。
子供の頃は、百匹の釣果を目指して頑張ったものでしたよ。

 でも、魚野川にも鮎釣りの釣り師の姿が見えてめでたし、めでたしです。
ここ数年は、川鵜の食害と環境変化で鮎が釣れず、釣り師の姿は皆無でしたから。
昨年の大水害は、こんな置き土産も置いて行ったようですよ。 
コメント (2)
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