二日間にわたる夏祭りが無事に終わった。
宵祭である、一昨日は時折り雷雨が襲う不順な天候。
祭囃子の開始時刻、七時半が近くなっても雨は止まず、皆が落ち着きを失う。
「どうしよう?どうする?」と、落ち着きを失いざわめく声に一喝「ちょっと待て!」
「案ずるよりも生むが易し」 雨は開始直前に止み、以後祭囃子が終わるまで一粒の雨も落ちなかった。
そして、二晩目の昨夜は開始直前のイベント「大ビンゴ大会」に二百名を越える参加者が集合。
ビンゴ大会が終わって盆踊りが始まる。
「祭囃子」を担当する若者たちを中心に踊りの輪が出来る。
小さな子供の姿も多く見え、こんなよちよち歩きの幼児も手を振って踊りを真似、
祭囃子の屋台を珍しそうに見上げる。
一晩目の踊りの輪よりも大きくはならなかったが、それでも老若男女が踊りまくる。
「でんでらでんの~でっかいかかも~て~ば~ 二百十日のやさ風よけだ~♪」
かき氷、風船水ヨーヨー、焼トリ、お菓子の掴みどりなどの夜店も大繁盛。
予定して、準備した二晩用の材料が一晩目で無くなってしまうほどの大賑わいとなったのだった。。
無事に盆踊りの祭囃子を終え、若者たちも興奮の残る中で記念撮影。
「おーい、みんな明日のブログで世界中に発信するが、顔には自信が有るかー」なんて茶化す、
スベルべの声に元気な笑い声が湧く。
ありがとうよ、若者たち。
ほら、私が一晩目に言ったでしょう「心配するよりも元気にやろうと元気を出せば、雨なんて吹っ飛ぶぞ」とね。
心配するよりも、前に進もうと元気を出したならば、きっと、道は開くのだよ。
とにかく、若宮八幡宮の神様。どうもありがとうございました。お陰さまで夏祭りも無事に終えました。
そして、運営に当たった当番「年行司」の皆さんありがとうございました。
でも、これで全てが終わった訳ではありません。
これから五時集合で屋台を分解し、幟用の旗竿を倒してしまい込みます。
全ての後片付けが終わるのは、午前中一杯かかるでしょう。
そして、夕方六時からは慰労会兼反省会。それが終わってようやくスベルべの肩の荷は下りることになります。