時間が経つに 連れ、少しずつでは有るけれど霧は薄くなっていく。
上と下、二つの山頂を持つ権現堂山が、はっきりと霧の海の上に顔を出しました。
こんな感じで、越後三山が浮かんで来たら、もっと壮大な風景になることは間違いありません。
今は朝早くから畑に出る必要も無い、秋野菜の取り入れ前ですから、近いうちにまた訪れてみましょう。
左に携帯電話の中継塔と思われる鉄塔が見えます。
どんなところでも携帯が使用可能のようにと言う、サービス網でしょうか。
なお、この鉄塔の下はその名も「峠」と言う集落です。
まだ、数軒の家が見えますが、今は冬季間は誰も暮らしていないはずです。
手前は養鯉池です。イタチなどの小動物の侵入を防ぐ網が周りを囲んでいます。
右上に、「木沢トンネル」が見えます。トンネルの向こうで降りたスベルべママも気になる。
急いで少し角度の違う、権現堂山の風景をもう一枚。
先ほどの写真のように、この霧の下には棚田や、養鯉池が眠っています。
シャッターを切っているうちに霧はたちまち薄くなりました。
峠集落の家や、鉄塔、杉林、そして養鯉池も数多く見えて来たのです。
(続く)