畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

皆が笑顔の「さつま芋掘り大作戦」(その4終わり)

2018-10-27 04:33:56 | 暮らし

 向こうでは、若いお母さんたちが5人で立ち話の様子。

子供たちは勝手にあちらこちらと走り回ります。良い光景だなー。

 

  「おーい、そろそろ帰りましょう」の声にみんなお母さんのもとへと帰ります。

いつもはたいていスベルべだけの静かな畑も今日は賑やかで、カモシカも驚いたようで出てきません。

 

  雑草の生えた農道を歩いて自分たちの自動車に向かいます。

昔だったら、愛犬マックスがこの草むらの中からピント伸ばした尻尾だけを見せながら帰って来たものです。

 

  さて、あわてんぼうのスベルべトーちゃん、スベルべママが折角時間に合わせて焼いた焼き芋を忘れて出かけた。

途中で娘から「トーちゃん、焼き芋忘れていない」なんて着信があったけれども後の祭り。下へ着いてから食べました。

 

  「そのまんまスイーツ!」なんてお母さんのの声も聞こえたけれども、子供たちは態度で示す。

黙って黙々と食べる姿に、安堵のスベルべではありました。

 口々に「ありがとうございました」「ありがとう」と言われたけれどもお礼を言うのはスベルべですよ。

良い半日を過ごさせて頂きました。健康な母子を見て本当に嬉しいスベルべトーちゃんだったのでした。

               (終わり)

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連載176「アルバム」(その1)

2018-10-27 04:31:17 | 暮らし

      アルバム(その1)

  小学校、中学校、高校と同級生は多いけれども、

やはり多感な年齢を共にした中学校が最も親しい感じがするのかな。

小学校に関しては卒業年次の担任としっくりいかなかったことが尾を引き、一度も同級生は実施されていない。


 高校となると、地域が異なるために行事的なものが重なることは無い。

一つの例が成人式を機会とした同級会でしょうか。他にも女性の厄年33歳に合わせた同級会、

男性の厄年42歳に合わせた同級会と、盛大に行われたのは中学校の場合だった。


 高校は長岡市内の高校に進学し、建前は男女共学だけれど、

工業系とあって3年間在籍したのだが1学年上に1人在学しただけ。

したがって3年生になったらそのたった一人の女性も卒業し全くの男子のみの学校となった。


 もちろん同じクラスに女性など居るはずも無く、どうしても同級会は殺風景なものになってしまう。

しかし、古希の同級会は特別なものか、中学校と高校がそれぞれに開催された。

中学校の同級会は還暦の際に「古希までの間に一回しよう」と言う事になり、満65歳で行われた。

そして、古希も満70歳で実施された。


 高校の場合は、正式に数え年でと言う事になり満69歳で行われたのだった。

つまり、2年連続で古希の同級会に参加したのだ。


 この高校の同級会が少し大変でしたね。何しろ18歳で高校を卒業して以来、

69歳まで一度も有ったことのない同級生も結構多いのですから。

東京在住者の参加し易さも考えて越後湯沢のホテルが会場に選ばれたのだが、

これがまた大変。何せ3、4校もの同級会が同日で開催されていたのですから。

            (続く)

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