向こうでは、若いお母さんたちが5人で立ち話の様子。
子供たちは勝手にあちらこちらと走り回ります。良い光景だなー。
「おーい、そろそろ帰りましょう」の声にみんなお母さんのもとへと帰ります。
いつもはたいていスベルべだけの静かな畑も今日は賑やかで、カモシカも驚いたようで出てきません。
雑草の生えた農道を歩いて自分たちの自動車に向かいます。
昔だったら、愛犬マックスがこの草むらの中からピント伸ばした尻尾だけを見せながら帰って来たものです。
さて、あわてんぼうのスベルべトーちゃん、スベルべママが折角時間に合わせて焼いた焼き芋を忘れて出かけた。
途中で娘から「トーちゃん、焼き芋忘れていない」なんて着信があったけれども後の祭り。下へ着いてから食べました。
「そのまんまスイーツ!」なんてお母さんのの声も聞こえたけれども、子供たちは態度で示す。
黙って黙々と食べる姿に、安堵のスベルべではありました。
口々に「ありがとうございました」「ありがとう」と言われたけれどもお礼を言うのはスベルべですよ。
良い半日を過ごさせて頂きました。健康な母子を見て本当に嬉しいスベルべトーちゃんだったのでした。
(終わり)