着手前の写真を撮り損ねましたが、ブルーベリーの引っ越し準備です。
娘婿の実家も豪雪地帯で、今までの何年かはシルバー人材センターに雪囲いをお願いしていたと言います。
シルバー人材センターのメンバーと言っても、多種多様で昨年の担当は下手だったらしい。
何本かの太い枝が折れてしまい、それでは雪囲いを外托しても意味がなく、いっそ切ってしまおうかという運びに。
40数年も育てられ、毎年多くの実を着けてくれるだけではなく、苗を採りご近所にもずいぶん進呈されていたとか。
話を聞いたスベルべは、そんな思い出多いブルーベリーの古木を切るのは忍びなく、引っ越しを申し出たのです。
朝のうちの雨も上がり始めた頃に我が家を軽トラで出発。
娘夫婦と孫は一足先に出かけて、おばぁちゃん孝行をしていましたが、スベルべの到着を待って作業開始。
最初からそんなに簡単な仕事とは思っていなかった。
でも、作業に取り掛かって思っていた以上に大変なことに気付く。
地中深くと言うよりも、地を這うように広がった根もともかく、土の中には漬物石のような大きな石が潜んでいたのです。
土を掘り返すことは、山芋掘りで慣れているはずなのに、それでも中々手ごわい。
この大きな石は、周囲をぐるりと掘っても掘ってもピクリとも動かない。
最後は、この大石は掘らずに木の中心に向かって掘り進めようと言う事になりました。
大石は想定していなかったのが甘かった。石対策に金てこ、バールを持参したらよかったと思ったが後の祭り。
でも、剪定はさみとにノコギリと、対策は十分だと思ったのでしたが、想定外と言うか事前調査の不足でしたね。
そして、驚いたことは、根が地表を覆うように伸びていた事。
その横に張った根からも「サッカー」と呼ぶ芽が出て、それによって増やすことも可能なのです。
ここまで、作業を進めたら一時作戦手停止。
これからは、我が家の畑に植穴を掘る作業も待っています。妙高山に初冠雪なんてニュースもあり気がせく仕事です。