畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

連載176「アルバム」(その2)

2018-10-28 05:03:03 | 暮らし

      アルバム(その2)

 50年と言う歳月は、容貌まですっかり変わり、声を聴いて初めて相手が分かったりする。

大浴場なんてスリルそのもの。何だか似ているけれど、違うような気がしたりでうっかり話しかけることさえはばかれる。

でも、「おい、あいつなんて高校の時と全然変わっていないぜ」なんて若作りの男さえいる。

(でも、こいつが風呂場で下着を間違えると言う大失態で大笑いされたのだが)


 私の場合はどうしても一人だけ名前も、顔を思い出せない男が一人いて困った。

中学校の同級会など、多人数の出席者の場合は名札を付け、

結婚者は旧苗字さえ付け加えられているから安心なのだが、

むさくるしい男ばかりの高校同級会の場合はその準備も有りませんでしたからね。


 席順は五十音順の席次表どおりなので、自分の苗字周辺の男はまず間違いないのですが。

私の姓()行なんて大抵席次表は後ろの方。

安倍とか井上などと言う先の並び順の同級生って意外と遠い関係になりがちだった。


 さて、帰宅してその分からなかった男を調べるべく高校の卒業アルバムを探し出した。

件の同級生の顔写真を見つけて驚いた。

そうか、あの男だったのか、これだけ変わったら50年ぶりに有ったら分からないはずだよな。

        (続く)

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ママさんと子供たちの焼き芋大会

2018-10-28 04:48:52 | 暮らし

 長岡に住む娘に頼まれて焼き芋に出かけました。

親子12組の参加と言う事で、恐れおののいていましたが体調不良、風邪気味で不参加も居て結局10組が参加。

 ん?娘親子は10組の中に入っていたのかなー。

ま、いずれにせよ10組の親子、総勢20人余りの参加者はさすがに迫力があります。

 

  焼き芋釜は昨年の11月以来の出番。今回の出番まで「農天市場」の中で眠っていました。

0歳児から3歳児くらいまでの子供たちかな。芋の状態は気になるし、走り回る子供たちも気になるし・・・。

 

  ハーイ、焼き芋が焼き上がりましたよー。

熱々だからね、火傷をしないようによーく、フーフーとしてね。

 

  スベルべの孫です。誰に似たのか人一倍食べていましたね。

良く働き、良く食べる。我が家の伝統はしっかりと受け継がれているようです。

 

 今は母親となった娘たちの子供時代です。

こんな風に、いつも畑そして土に親しんで育った来ました。

 大好きな山形は高畠町の「星寛治」さんの言葉、「耕す教育の時代」の到来を待ちます。

安易(失礼)簡単なコンビニ文化も一つの文化だけれど、自ら作る手作りの食べ物文化も大切にしたい。

 子供の頃から、食べ物の生産現場に触れさせたいと思います。

「健全な精神は健全な肉体に宿る」今の若い人たちに噛み締めてもらいたい言葉です。

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