畑仕事のついでに、山際の薮を覗くとアケビが色づいていた。
アケビはカラスを始めに、野鳥たちも待っている秋の味覚でもあります。
この口を開けたアケビのように、表皮の奇麗なものでアケビ釜を作りましょう。
収穫したのは午前中で、午後、買い物に出かける娘にひき肉を注文しました。
そして、夕方。アマンダレ探しでヘロヘロに疲れ果て、一瞬作る約束を忘れるほど。
「台所が空いたよ」の娘の声に我に返り、玉ネギニンジンを刻み始めます。
後は栽培キノコのシメジと、ひき肉を入れ入念に炒める。
味付けは味噌のみ。根気よく時間をかけて炒めた「肉味噌」をアケビに詰めます。
炒めてもアケビの口が開き、肉味噌がこぼれないように木綿糸で縛る。
肉味噌は玉ネギ1個が主体だったけれど、料が多く出来上がりいくつものアケビに詰められました。
今回使った焼きアブラはオリーブオイルです。
「オリーブオイルは焦げ付きやすいよ」とのスベルべママの助言で、何回もひっくり返しながら焼きます。
(続く)