畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

「アケビ釜」の季節(その1)

2018-10-10 04:17:31 | 山菜

 畑仕事のついでに、山際の薮を覗くとアケビが色づいていた。

アケビはカラスを始めに、野鳥たちも待っている秋の味覚でもあります。

 

  この口を開けたアケビのように、表皮の奇麗なものでアケビ釜を作りましょう。

収穫したのは午前中で、午後、買い物に出かける娘にひき肉を注文しました。

 

  そして、夕方。アマンダレ探しでヘロヘロに疲れ果て、一瞬作る約束を忘れるほど。

「台所が空いたよ」の娘の声に我に返り、玉ネギニンジンを刻み始めます。

 後は栽培キノコのシメジと、ひき肉を入れ入念に炒める。

味付けは味噌のみ。根気よく時間をかけて炒めた「肉味噌」をアケビに詰めます。

 

  炒めてもアケビの口が開き、肉味噌がこぼれないように木綿糸で縛る。

肉味噌は玉ネギ1個が主体だったけれど、料が多く出来上がりいくつものアケビに詰められました。

 

  今回使った焼きアブラはオリーブオイルです。

「オリーブオイルは焦げ付きやすいよ」とのスベルべママの助言で、何回もひっくり返しながら焼きます。

            (続く)

コメント (2)
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