畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

新聞投稿が採用されました

2019-02-11 12:57:35 | 暮らし

      EPAが発効になったが

  欧州連合(EU)との経済連携協定(EPA)が21日に発効になりました。

テレビ局のインタビューを受けて巷の声はおおむね物の価格が下がることに賛意を表していたように思えます。

 関税が撤廃になり、輸入品が安くなることは良い事ですが、日本国内との同一業種との競合、競争。

そして、食品の安全面なども考え併せなくてはならない。


 農産物の安全性、食品における農薬残留濃度の基準などは、EUの方が厳しく、

その点では安全性は日本の野菜などよりも高いと思われます。


 しかし、食品関係の輸入はもちろんEU諸国からばかりでは有りません。

以前から懸念されている、成長ホルモンや抗生物質を大量に使った食肉類などは、

ほとんど規制も受けずに日本に輸入されているのです。


 もちろん、価格が安いと言う事は家庭にとってはありがたい事ですが、

安い物にはそれなりの理由があると言う事です。

 国会が森友学園や加計学園などの問題で審議に時間を費やしているうちに、

閣議決定などで食品に対する農薬の残留濃度基準が引き上げられています。

食品は価格とともに安全性にも気配りが必要だと思います。


(昨日10日の地方紙に載りました。投稿マニアのようになってしまったけれど、言いたいことは山ほどあります。)

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火燵仕事

2019-02-11 06:42:17 | 食べ物

 「鬼の居ぬ間に洗濯」でも無いけれど、「孫の居ぬ間の火燵仕事」でした。

這い這いを始めて、何にでも興味を示し始めた孫が居ては無理な落花生剥きなどです。

 

 なにせ、孫はまだ何でも口に入れてしまうから、こんな小さい物は危険極まりない。

さて、この落花生は何時だったか忘れたほどの昔に、湯之谷の姉から貰った種を蒔いて作り始めた。

 在来種と呼んでよいのか、小粒で薄皮が赤く、そして味が濃い美味しい落花生です。

先日もスベルべママが一度作ったけれど、これを炒って甘味噌と絡め「落花生味噌」を作ります。

 

 落花生向きは指の力も強いスベルべの担当。

スベルべママは大豆「秘伝」の選り分け作業。これも冬仕事、炬燵の上の仕事としては最適です。

 

 昨年は畑仕事には向かない天候で秋にからりと晴れ渡る日は少なく、大豆の出来は悪かった。

なんとか、脱穀、莢から大豆を取り出すことは出来たけれども、こんな風に肌も悪く収量も少なかった。

 

 煎餅が入っていたブリキの缶に選り分けて良い物を入れる。

この大豆「秘伝」はどんな食べ物に加工しても美味しい。先ずは「煮豆」として出てきました。

 自分で種を蒔いて豆類を作る。そして、手間をかけて食べ物に仕上げる「スローフード」ですね。

冬の間しか出来ない、手間のかかる仕事。「スローフード、スローライフは忙しい」が我が家の合言葉(笑)。

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