畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

連載191「茄子」(その3終わり)

2019-04-10 04:35:23 | 野菜

 朝採りの籠一杯の「山本ナス」。朝露で光ります。


   自家採種です。包丁と比べたら茄子の大きさが分かるでしょう。


           茄子(その3終わり)

 そのブログで知り合った、大阪の知人から素晴らしい茄子の種子が送られてきたのは数年前だったでしょうか。

その知人は丹波篠山の知人から種子を分けてもらったと言い「山本ナス」と呼んでいましたが、

これはその篠山の知人のお名前では無いかとにらんでいます。


 この「山本ナス」は「米ナス」と同じくらい、いやそれ以上に大きく育つと言うのに、

なんと果肉は柔らかく、そして優しく舌に絡まりつくようなデリケートな味なのです。

今では我が家の茄子の主力品種的な立ち位置になっていますが、

レストラン従業員の「この茄子を食べたら他の茄子は食べられない」と言う言葉に励まされてる。


 なお、そのレストランのオーナーシェフス鈴木将さんが、突き止めたその茄子のルーツは九州の大分県であり、

かの地では「桐岡ナス」と呼ばれているようだと伝えられました。

         (終わり)


 留守番を娘夫婦に託し、二泊三日で「伊勢参り」に行ってきます。

東海道中膝栗毛でも無いけれど、我が夫婦ですから弥次喜多道中記的な旅になるかも。

代参とも言いますから、自分の幸を願うばかりではなく、皆様のご幸福も願ってきます。

 そして、自分たち夫婦としては、欲張りに願い事をするのではなく、今日までの人生が、

つつがなく過ごせて来られたことに感謝申し上げてくるつもりでおります。

 その間ブログもお休みになりますが、土産話は持ち帰りますからまた後日。

コメント (2)
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