畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

伊勢参り(その16金剛證寺)

2019-04-20 04:23:00 | 旅行

 「お伊勢参らば朝熊をかけよ、 朝熊かけねば片参り」

と、伊勢音頭でも歌われ、伊勢神宮参拝をする際にはお参りする風習があったのだとか。


 立派なお寺にしては静かなたたずまい。

でも、来る10連休などには参拝者で賑やかになるのでしょう。

 

  朝熊岳の嶺南にあり、伊勢神宮の鬼門を守る寺として神宮の奥之院ともいわれ、

参宮の際には同寺を参詣するのが常であった。桃山時代の精華をつくした本堂には、

本尊の福威智満虚空蔵菩薩とともに、天照大神を祀っており、神仏習合の思想を表している。(ネットから借用)


 立派な山門と仁王様。 

 

  鐘楼も立派で鐘も剥き出しではない

 普通の鐘楼は鐘が見える構造なのですが、さすがに貫禄でしょうか。

         (続く)

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連載193「クレソン」(その2)

2019-04-20 04:16:16 | 野菜

 春咲きに植えてもしばらくは大きくならず心配になるほど。


 でも、涼しい風を感じるころになると圃場全体を覆うほどに増えます。


           クレソン(その2)

 何年かして、当地が「新潟福島豪雨」のために大被害を被り、

養鯉池が何か所も再起不能なほどに土石流で埋まってしまった。

その一つの持ち主にお願いし、幾つかの養鯉池のうち、小さくてそして山の冷たい水を恵んでくれる、

小さな沢に最も近い池を借用することにした。


 張り切って種を買って苗を作り、植え始めた。友達も手伝ってくれ蔓延った雑草を取り池を平面に仕上げてくれた。

しかし、その試みは失敗に終わる。どうしても増えてくれないのだ。結果は失敗。

原因は沢からの水が少なすぎて、クレソンの好む環境にはならなかったのだと思う。


 その2、3年後、思いがけない僥倖とでも言うような話が舞い込んだ。

妻の実家が水田の転作に一か所の水田を充てるので、その一部分でクレソンを栽培しないかと言うのだ。

喜び勇み再び種子を買って苗を作り、水をためた田に植えてみた。


 結構広い場所を借りたので30株も作った苗も植えて見ると心細いばかり。

でも、今回は冷たい水の心配はない。すぐ脇に大量の水が流れる水路が有り、

義兄が冬に消雪用に水を引くために作った設備さえある。

水路を堰き止めるとクレソン畑にはそのきれいな水が大量に取り込まれ、

畑を回った水は再び元の水路に戻るという訳だ。

            (続く)

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