畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

連載194「畑の苦労が報われるとき」(その3終わり)

2019-04-28 05:50:49 | 

 堆肥たっぷりで無農薬の人参は、ニンジン臭いが甘くて子供たちにも人気です。


 秋野菜の季節です。もうすぐ畑には雪が来ます。

         畑の苦労が報われるとき(その3終わり)

 先日聞いて嬉しかった言葉があった。

「スーパーで買った野菜を処理すると、処理している最中から手がかゆくなり、炊事が終わり、

夜寝る時もかゆくて眠れない事が有ったけれど、この野菜はそんなことが全くありません」と言うもの。


 何故だろう、農薬を使わないからかと考えていたけれど、先日農業に関する本を読んでいて得たりと思った。

それは畑に微生物が存在すると、野菜の生命力も強くて、長持ちするというもの。

そして、手のかゆみはもちろん農薬です。


 先進国の一つとしての位置を確立している日本だが、こと農薬使用などについては先進的とは言えない。

中国韓国と並んで、単位面積当たりの農薬使用量が世界のベスト3に入っているのです。

 農薬に対する考えを変えなければ、先進国とは言えない。

んな風に手前味噌ながら農薬を使わない我が家の農業を考えるのです。

          (終わり)

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六万騎山に家族で登る(その2終わり)

2019-04-28 05:08:26 | 登山

 盛りを過ぎたとは言え、登山道の両側がカタクリの群生地になっている場所も。

今、息子を背負っている娘の初登山は4歳だったと言うから、孫は記録を塗り替えたのかな。

 

  六万騎城の見張り所か何かが有った所か、所々に広がる広場がある。

そこはもう本当にお花畑の様相。ご覧の通り、やや萎れてきているけれど、花盛りに見たいものです。

 

  同じような人工的な広場が何か所かあり、そのうちの一箇所にはベンチも。

そのベンチのある場所に陣取り、家族五人でお昼ご飯を食べました。

 

 

 嬉しかったのは何羽かの「ギフチョウ」が訪問してくれたことです。

番なのか戯れながら飛ぶ姿も見られました。「カンアオイ」等だけを餌にして生まれ、カタクリの蜜を吸うのだとか。

 まだ歩けない孫も目ざとく見つけ、ハイハイで近づこうとさえしていました。

 

 桜の花越しに白く輝く山は巻機連峰の最高峰「牛ヶ岳」です。

昔々、小学生と中学生だった娘とその頃飼っていた犬の「チロ」を連れて登った懐かしい山です。

 夫婦ともに若かったですね。危険な沢登コース「ヌクビ沢」を登ったのでしたから。

翌日には東京からの登山者が同じコースで転落死して、ぞっとした記憶もあります。

こうして、孫を始めての初山、初登山は無事に終了。満一歳を迎えたばかりの孫の記憶には残らないかなー。

         (終わり)

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