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畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

連載252「蕎麦を作った」(その1)

2021-08-20 04:56:06 | 

 蕎麦を自家栽培していたころ。蕎麦の真っ白な花です。

 

 刈り取って軽トラで山の畑から降ろす。懐かしいオートバイも後ろに。

 

   蕎麦を作った(その1)

 食べ物の話の中で、手打ち蕎麦や父母が昔楽しみで打っていたことを紹介した。両親が老いたこともあり、しばらく蕎麦打ちはしていなかった。

 山の畑が高齢の父だけでは手に余り、三反歩の畑のうちの半分を花卉農家に借りてもらうことになり、何年もユリが栽培されることになった。なにしろ老いた父はトラクターも持たず、小さな簡易耕運機で広い畑を耕していたのだったから無理もない話。

 10何年か耕作を続けていただいたと思うのだが、ある年の暮れ来年からは返させてもらいたいと言われた。私が早期退職を決心したころであり、何とかなるだろうとの思いから、長年の耕作に対して礼を述べ借地契約は終わった。翌年からは私が合計三反歩の畑をする羽目になったのだ。

 失礼ながら花卉栽培は野菜などとは違う種類の農薬が使われ、それも結構頻度高く散布されているようだ。心配する必要もないのかもしれないが、最初から根菜を作る気にはなれなかった。

      (続く)

コメント (2)
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