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畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

隣のデントコーン畑に侵入者

2021-11-06 12:24:13 | 自然

 山の畑で友人に進呈するための野菜を収穫していた。

突然、小型ジープが現れて驚くと、男女二名が降りてきてJA職員だと名乗る。

 「デントコーンの畑が荒らされたと聞き、調査に来ました」と言う。

一緒にデントコーン畑に入ると、広く踏み荒らされた場所が何か所もある。

 

 未舗装の狭い農道を挟んだ隣の耕作放棄地から続く獣道は見ていたのですが・・・。

畑の中で、これほど暴れて、デントコーンを踏み荒らしているなんて気づきませんでした。

 

 デントコーン、トウモロコシの実を食べた形跡もあるがこれは古い。

器用に皮を剥いて食べているが、倒した犯人が食べたのか、それともタヌキでも食べたのか。

 

 比較的に新しいトウモロコシを食べた跡も。

クマやイノシシだったら、もっと乱暴に食べるのではないだろうか。

 

 この場所は、舗装の農道が終わり我が家の畑方向に向かう未舗装の農道。

毎日のように通る道ですが、道沿いは綺麗にデントコーンが並び被害など分からない。

 倒れたデントコーンの実を食べたのはタヌキなどの小動物かも知れない。

しかし、これほど広い面積のデントコーンを倒し、踏み荒らすのは小動物ではない。

 「知らぬが仏」でも無いけれど、のんびりと大根を引き抜くスベルベの横での出来事。

スベルベが仕事を終えて立ち去るまで、じっと待っていたのはクマかまたはイノシシか。

コメント (2)
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連載257「オーダーメイド」

2021-11-06 05:32:53 | 暮らし

     男の作法「オーダーメイド」(その1)

 オーダーメイドと言えば、女性に限らず男にとっても、憧れではなかろうか。そのオーダーメイドの服と言えば高校生時代を思い出す。建前上は共学ながら実際は男子のみと言うクラスでも、とんでもないお洒落をする友人もいた。なんと、学生服をオーダーで作ったのだけれど、選んだその生地はカシミヤドスキンと言う礼服用でも最高品質の物。

 高価な買い物に資金の調達方法を聞いた。「なーに、家の倉庫から米を担ぎ出したのさ」なんて平然と言う口ぶりにも驚かされたものだった。

 そして、我が母校は今思えば不思議な校則。長髪、髪型は自由なのに学生帽の着用が厳しく、ちょっと気取って電車の中で帽子を取ろうものなら、目ざとく見つけた先生にこっぴどく叱られたものでしたから。そこで、その学生帽にもこだわったのだったが、殿町だか台町に有った小さな学生帽専門も「東京堂」の帽子なんて、悪どものステータスでもありました。

          (続く)

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曲がりくねり標高を上げる山の道 

2021-11-06 05:15:19 | 風景

 国道352号線になるこの山道は先の見えないカーブの連続。

カーブミラーを注視しながら進み、高度を上げます。途中で振り返る風景。

 

 標高の低い、通ってきた道を見ると紅葉は真っ盛り。

遠くかすむ、大湯温泉街とその向こうの小出周辺です。

 

 これで、雲が広がっていなかったら良かったのですが。

真っ青な空との対比も見てみたいものです。今年は再訪の機会は無いでしょうが。

 

 標高を上げたところで、再度今来た道を振り返ります。

この山岳道路「枝折峠」への道は思い出も多い。平が岳登山のために、オートバイで登ったことも 。

 登山そのものは、なんとか山頂にたどり着けることができたのだが帰路がまた大変。

疲れた体で、登山道具を積んたオートバイのコントロールを失い、転倒してしまった。

 当時は未舗装の砂利道で、細かな砕石にタイヤがスリップしたのでした。

鋭い採石が、革のグローブを突き破り、手のひらに食い込むけがをした。

 大湯温泉にたどり着くと、日が暮れてしまい夕食をと、食堂に入る。

血で手のひらに張り付いた革のグローブを外すと、見つけたおばさんが救急品を出してくれた。

 包帯で応急処置をして頂き、食事を終えて夜道を走り再び帰途に就く。

オートバイの前照灯は壊れて、対向車の運転席をまともに照射するようになった。

すれ違うたびに、左手で前照灯を覆いながら走った。もう50年も昔の話になってしまいました。

      (続く)

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