樹上から木の間を通り地上に降りる太い蔓。
この時期にこうしてしっかりとしている山芋の蔓は晩生。美味しい種類です。
狭い場所に青くそして太い蔓が4本見えた。
自然に揃うとは考えられない。何年か前にスベルベが掘った際に青首部分を植えたのかも知れない。
この斜面は我が家の畑のある山の裾です。
場所によって土質が異なり、ここは砂礫の層。掘り難く掘り始めて右の一本を折ってしまう。
並んで姿を現しましたが、砂利層のため山芋の表面は凹凸が多い。
この並んだ山芋の後ろにも、まだ山芋はあるはずです。慎重に掘り進める。
並んだ山芋を掘り終えたら、その後ろから太い一本が顔を出す。
でも、この一本はへそ曲がり。下から上へと曲がり上がりそして、再び下へと伸びる。
しかし、あにはからんや。曲がったところからぽっきりと折れてしまった。
こんなものですね。これだけ複雑な姿をしていたら、そっくり掘り出すなんて至難の業です。
一時間半ほどで掘った山芋の全部です。
いつものことですが、山芋の初山は山芋を折ってしまうことが多い。
何回か通っていると、太さも徐々に太いものを見つけるようになるし、折らなくなります。
でも、今年はもう行けないかもしれない。どうしても行ってみたいポイントが目の前にあるのですが。
(続く)