夏と言うか、無雪期の春の雪解けから初雪までは新聞さえ十分に読めないほどの忙しさ。
その穴を埋めるという気持ちも無いけれど、冬の間は読書に時間を費やすことが多い。
週刊誌、月刊誌の書評欄を始めに、ネットで探しても本に対する興味は尽きない。
やはり、自分の趣味と言うか生き方と言うか、自然にあこがれ自然を描いた本に興味が向いてしまう。
先の「ぼくは猟師になった」は雑誌「ビーパル」の書評欄からだったかな。
そして、そんな傾向は次の本を呼び、そして新しい本はまた新しい本を呼んでしまうのです。
こんな題名を見たら、もう注文せずにはいられません。
本が届き、包みをほどき表紙を見ると、もう胸が高鳴る思い。この帯なんて扇情的だなー。
我が越後も入っているけれど、隣県福島の話も興味を引く。
ワクワクしながら項目を見ていても、つくづく自らが山人たることを自覚することしきり。
硬軟取り混ぜてと言う感も無きにしあらず。こちらは硬の部類ですね。
時にはあちらの本、こちらの本と読み切らないうちに新しく頁を開くことさえ。
最近、家の整理を情熱的に始めた母娘には「スマホを買ってそちらで読んだら」なんて言われる始末。
うーん、雪消えまでに書棚を整理し、不要と思われる本を始末することも喫緊の課題かな。
かなり書き込んでいるか本格的に文学も学んでおられるような。
人格から滲み出ているものだとしたら、スベルべには無理ですが(笑)。
警察官で救助隊。何度かお会いしました。
定年前に退職して、ずっと無人だった谷川岳肩の小屋を復活させました。
先日覗いたら、すっかりきれいになってました。
群馬・長野・富山県の救助隊を育てた沼田市の西山さんなんか取り上げて欲しいものです。
本の選び方がナイスです。☆四つ!
スベルべの時代に谷川岳で有名だった人は「中島喜代志」さんでしたからね。
職場の先輩が中島さんと知り合いで、よく遭難救助の話を聞かせて頂きました。
衝立岩でロープに釣り下がった状態で遭難死した登山者の収容に自衛隊が出動。
銃撃によりザイルを切断することを提案したのも先輩だったとか。
馬場さんのその後の活躍は、活動の割合に知られていないと思うのは遭難も減ったからですかねー。