今年の冬は暖冬小雪でした。雪のない地方よりもよりその影響を感じます。
雪が無いと、植物、山菜も気温の影響をストレートに感じてしまうようです。
これは、雪のない緩斜面に咲いていたオオバキスミレです。
昔、薪を燃料の主体として暮らしていた際は、春の薪切り仕事に昼食時のみそ汁の具として使ったとか。
枯れた植物の残渣が斜面に沿って流れるように並んでいる。
これは、独活が枯れたもの。土や落ち葉に埋もれた独活もこれをたどると見つかる。
ほら、有りましたよ独活が。これは急斜面過ぎて根はあまり埋もれていない。
急斜面直下で、少し平らになり雪崩で土や枯れ葉が積もるところには軟白状態で見つかる。
こんな条件が、モヤシ状態の白い軟白独活が期待できます。
上に積もっている落ち葉が見えるかと思います。滅多にあるものではありませんが。
慎重に、独活採りの際は必ず持参する、草取り鎌で慎重に掘り出す。
少し短くて、独活には気の毒。かわいそうにも見えるが有難く頂きましょう。
夕食に、皮を剥き縦に薄くスライスして酢味噌で食べました。
二人で思わず嘆息。甘さと香りが口中で炸裂です。嬉しい雪国の春です。
夕べは久しぶりで雨が降って畑も潤いました。が、まだ夏野菜の植え付けは始まりません。畑に行っても掻き菜やアスパラや絹サヤの収穫などして仲間とおしゃべりしたりお茶を飲んだりしていてこりゃダメだです。採ったものは物々交換でブロッコリーやタケノコをいただいたりして野菜にだけは困りません。ウドが出ているかどうか確認したのですがヤブカンゾウの大株に負けたのか見えません。
スベルべさんの採られた独活はこれはもう間違いなくおいしいでしょう。田舎の弟に電話して山菜の話などしましたがアスパラは生でも食べられるなんて言っていました。たいていの野菜は生で食べられるのでしょうがアスパラを生で食べた記憶が私はありませんのでそうかなぁ、なんて思いましたね。
山の畑で堆肥の小運搬をするためです。途中から本降りになり電話しました。
(図々しく、私は送り届けて帰宅して、朝食でした)
電話に出た彼は、今、シャワーを浴びたところだ、なんていう。
有難いことです。
残った秋野菜は堆肥を散布して耕すために全部撤去しました。
塔立ちした葉物は、手伝いの彼と山分けでしたよ。