畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

美味しさ最高のマーマレード

2012-04-20 05:01:39 | 食べ物

 美味しそうでしょう、いや、本当に美味しいんですよ。
スベルべママ特製の「オレンジピール」です。
香りと、甘さと、少しほろ苦い味に、つい手が出てしまいます。


 次いで、こちらは「マーマレード」です。
レシピよりも、糖分は控えめに仕上げて有りますが、
こちらも、香り高く、ほろ苦さが洒落の大人の味かなー。


 写真は前後するけれど、これが原材料の無農薬の甘夏です。
ことお菓子、スイーツ作りに関してはスベルべは全くノータッチ。

 でも、毎日夕食の後片付けは食器を洗って拭き上げ、収納するまでスベルべの仕事。
その仕事を横目に、甘夏と一緒に送られてきたレシピをにらみながら始めたスベルべママでした。
でも、皮は一晩あく抜きと言うか、水に浸しておくので、仕事は二日がかり。


 翌日の夜に最後の仕上げをして、マーマレードは瓶に詰められました。
専用の瓶を買ってきても良いのに、スベルべママはこんな空き容器も丁寧に保管しています。

 この、素敵で貴重な無農薬の甘夏をスベルべママにプレゼントして下さったのは、
スベルべの先輩の奥様です。
手先の効く方で、手芸、手作りの食品とそれぞれに味のある作品を生みだされます。

 今回も、荷物の中にはレシピと共に、見本として「ピール」も同梱されていました。
中には先端にチョコレートをちょっぴり絡めた洒落た物も有り、スベルべママはそれも真似ています。

 よほど、作品に掛けた手間と出来栄えに自信とこだわりが有るようで、
「トーちゃん!黙って他人に上げないでね!」ですって(笑)。
それもそのはず、トーちゃんは結構気前よく人様に物を進呈してしまいますからね。

 でも、その気持ちは理解できますね。
スベルべトーちゃんも、骨を折って山から掘ってきた「山芋」には同じ事を言いますから。

 さて、先輩の奥様味見をして頂くのは少し先として、見た目のでき具合は如何でしょう。
作成者の当人は、よほど思い入れが強いのか、まだ他人に進呈した姿を見ていません。

 あ、そういえば一回だけ沢山手作り味噌を頂いた、スベルべママの従兄の奥様を、
スベルべ夫婦二人で先日訪問した時に手土産にしていましたね。
やはり、手作りの苦労を分かって頂ける方に進呈したいのですね。

 さて、何時消えるのかと心配だった魚沼の雪もここにきて加速度的に減ってきました。
もう少しで、桜も咲き始めることでしょう。
 そして、カタクリのお花畑の出現も、もう半月もしたらみられるかと思います。
良い時期を見計らって連絡を差し上げますから、
ご夫婦そろってスベルべママの作品をチェックにお越しください。
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今年のネギは四種類

2012-04-19 05:09:48 | 

 どの野菜も作る種類、品種が多くて「儲からない農業」の典型的な見本。
昨年の三種類に加え、今年は「九条太」と言う葉ネギも播いたから四種類になる。

 これは今年で三年目になる変なネーミング「なべちゃん」ネギです。
下仁田タイプなんて宣伝文句の通り、結構これは太くなりますよ。


 「あかひげ」と言う名前のこのネギは茎の皮が赤いネギ。
茨城、山形の有る地域で特産として栽培されているようだけど、柔らかく甘いネギです。

 でも、昨年はスーパーに出品しても中々売れませんでしたねー。
短く切って甘酢漬けにした試食品を出したらようやくお客さんも注目。
野菜の選択についても、結構保守的なお客さんが多いと言うことです。


 これが今年初めての葉ネギ「九条太」ネギです。
昨年、このネギを食べて美味しかったと言うお客さんがいらっしゃったので試験的に栽培です。


 成長したネギの姿はそれぞれに個性的なんですが、種はみんなこんなものです。
こんな風に、まっ黒けでゴマ粒よりも一回り小さい種ですね。


 先日も種袋を紹介した「ポロネギ」です。
「ボアロ」「西洋ネギ」「リーキ」などとも呼ばれますね。

 上四種類のネギとは少し違い、どちらかと言うとタマネギに近い葉になります。
甘くて美味しい味です。これは何と二袋播いています。

 数年前まではネギは苗を種苗店で購入して植えていました。
ところがこの苗が、そのまま食べたくなるほど高価なんですよ。
そこで発奮して自分で苗作りを初めて見たらこれがまた意外に簡単。

 ポロネギの袋には8mlなんて表記が有るけれど、これだけでずいぶん多く育ちます。
今回の種の中では「九条太」が一袋15mlで最高に入っていましたね。
実は全ての種類は播いたけれど「九条太」はまだ袋の中に大分種が残っています。

 昨日までに自分でも呆れるほどの種類の種を播いたけれど、今日は残ったこの「九条太」も播こう。
毎日毎日、朝から晩まで「種蒔きジーさん」をするこの頃のスベルべの日常です。

 おっと、表でマックスが小さく遠慮がちに「ワン」なんて散歩を催促しています。
今日もマックスとの散歩から一日の行動を始めましょう。
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「インカのひとみ」と「インカの祈り」

2012-04-18 04:49:50 | 

 これって何だか分かりますか?結構衝撃的なピンクでしょう?
これは中までピンク色のジャガイモ「ノーザンルビー」です。


 これもジャガイモですよ。これは皮も中身も紫色の「シャドウクイーン」です。


 ここにきて、やっとジャガイモらしい色になりました。
私のお勧め「とうや」ですよ。でも、黄色みが男爵よりも濃いですね。
味も、嫌味では無い濃さが有り美味しく、芽の窪みが浅くて調理が簡単です。


 ここまでの三種類は、いずれも切り口がみずみずしかったけれども、
これは、表面も乾き気味で、中身は濃い黄色です。

 これが、スベルべが自慢する「インカのひとみ」ですよ。
JAに取り寄せを依頼して、三年目にしてようやく念願がかない手に入りました。


 まだジャガイモを植える山の畑は農道の除雪さえ手が入らず、
あせっても仕方ないのだけれど、このように種イモの芽が伸び出しては植えざるを得ません。


 インカ系は三種類あるのですが、いずれも芽の数は多いですね。
植える際は、慎重に芽を欠きながら植えています。

 茎を数多くすると芋が小さく、そして数多くになってしまうのです。
マックスが不思議そうに覗きこむのが「インカの祈り」です。


 種イモは初めに慎重に目方を計り、40グラム前後の大きさにカットします。
でも、もちろん全部の種イモなんて計りませんよ。
慣れてくると、見たり、手に持っただけでほぼピタリと目方は当たりますよ。


 種イモの大きさで、半分、三分割、四分割とカットします。
当たり前だけれど、カットしたそれぞれの種イモに、芽が付いている事は必須条件。


 これはカットした「とうや」だけれど、これで種イモ30キロ分ですよ。 
切り口は濡れたままだと腐り易いので、陰干しで乾燥すると良いのだけれど、
今回は作業を急ぐため、昔ながらに、切り口に木灰を付ける方式を採用しました。


 こうして、準備した種イモを畑にぎっしりと並べて植えます。
大規模農家ではもちろん手植えなどせずに、機械で植えますね。

 昨年は仲間の若者たちのグループから「ジャガイモ植え機」も見せてもらったけれど、
あれは、畝の長さが長く無いと無駄が多く、私のように畝の短い小規模な畑では非効率です。

 手植えで作った米と、田植え機で作った米との間に味の差異が無いように、
ジャガイモだって、手で植えても、機械で植えても味なんて違わないのかも知れない。
でも、私は小さな畑でこだわりのジャガイモを、こんな手作業で作りあげます。

 一昨日は30キロ、昨日は40キロの種イモを仮植えしました。
でも、残りの55キロはもう少し時期をずらします。
苗が出来上がった、畑の準備が雪のために出来なかったでは悲劇ですからね。

 今年の私のジャガイモは八種類。重量にして125キロになります。
堆肥主体の施肥で、土の良い山の畑で作りますから、自慢の味のジャガイモが出来ますよ。
でも、試食して頂くにも種類が多くて大変ですね。
一切れずつ食べても八切れも食べなくてはいけませんから(大笑)。
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マックスの「寝るほど楽は無かりけり」

2012-04-17 05:43:53 | マックス

 春めいてきた陽気に朝から多忙なトーちゃんを横目に、朝から昼寝、いや朝寝のマックスです。
マックスの一日は、朝早く散歩を催促することから始まる。
「トーちゃん!散歩!!ブログなんて止めてよー!ワンワン!!」なーんてね。

 そして、散歩の後は朝ご飯を食べて、そしてトーちゃんの軽トラに乗るって訳。
「いいかー、山じゃないよ、すぐそこの畑だぞ、やんなったー、なんて言うなよ」
なーんて馬鹿なことを言いながら助手席に乗せて農天市場の畑へって事です。


 でも、下の畑でリードは外せないから、温室のドアに繋ぎます。
そうすると、退屈な事と春のポカポカ陽気に誘われて、居眠りが始まるのです。
マックスが水面に映っていますが、これは池では無くて、通路に溜まった雪解け水です。


 昨日のトーちゃんの仕事はジャガイモの仮植え。
山の畑へはまだ農道の除雪も始まらずちょっと心配なんだけれど、
125キロも有る種イモに、先の仕事が気になって始めたって事です。


 時々薄眼を開けたり、寝返りをしながら眠りこける。
「朝起きて 夜寝るまで昼寝して 時々起きては居眠りをする」なんてね。
これは、授業中に居眠りをすると怒られた中学校の数学の先生得意のセリフでした。


 転がるたびに、身体がもみ殻だらけになるので、融雪促進剤の空き袋を敷きます。
優しいトーちゃんは枕元に水まで準備してありますよ。


 時にはこんなアラレの無い姿も見せます。
「おーい マックスー 大事なところが丸見えだよー」なーんて(笑)。


 夕方近くになると立ち上がり大あくびを一つ。
「とーちゃん 散歩はまだー アレッ 夕ご飯は食べたっけー」なんて寝ぼけ顔。

 この後、パートから帰ったカーちゃんに連れられて夕方の散歩に出発。
トーちゃんはその後も、夕方残雪の冷気が迫る中で働いてから家に入りました。
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いざ出陣の「安納芋」!

2012-04-16 05:03:35 | 

 昨日は絶好の春日和に恵まれて、満を持してと言う感じでさつま芋を伏せました。
「すばる姉」に保管を依頼したさつま芋の種イモは上々の顔をしています。
この一箱はすべて「安納芋」です。


 ほら、もうさつま芋の端から可愛い芽が出ていますよ。
昨年テレビのニュースを見た妻は「トーちゃん!銀座じゃ安納芋の焼き芋が一本800円!」

 そんな言葉を聞いて、欲に目が眩んだ訳でも無いけれど、今年は「安納芋」を沢山作るつもり。
なにせ、昨年は売る事はもちろん、自分たちで食べる事さえ控えて残した種イモですからね。
そんな大切な「安納芋」の種イモだけれど、ほら、もう可愛い芽が出始めていますよ。


 芋床の温度は30度ほどで安定しています。
頃は良しとばかりに、再度表面にもみ殻を撒き、土を薄く均一に敷いて準備OK。


 こんな状態に、土を一輪車で運んで敷き詰めたのです。


 午前中から手掛けて、これは午後四時頃の様子です。
「安納芋」を筆頭に、種イモの多い順に「玉乙女」「黄金千貫」「パープルスイートロード」「紫マサリ」です。

 敢えて、「紅あずま」「鳴門金時」「寿」は、苗を作りません。
これらは結構、容易に手に入るからです。


 紹介、説明の順序が反対になったけれどこれは二番目に量の多い「玉乙女」です。
「すばる姉」の例に倣い、伏せる前にスベルべママが担当して、風呂の残り湯を暑めに追い焚きして、
桶に汲み込み、ゆっくりと一時間ほど湯浴みして貰っています。


 敷き均した種イモの上に、再びもみ殻を掛け均して作業は完了。
ほら、後ろの雪をご覧ください、まだ一メートルほど残っているのかな。


 古いビニールを掛けて作業を終了。これで遅霜にも対処できます。

 昨日は朝は寒過ぎて仕事にならないだろうと、朝早くに電話を入れてお茶を飲みに出かけました。
妻の歳の離れた従兄夫妻のご自宅へです。

 今年の冬は、ご夫婦で揃って我が家を訪ねて下さって大感激したものでした。
長年経営していた養豚業を引退され、今は評判の美味しい野菜を作って居られます。
そんなことで、お付き合いが始まり、お互いを訪問するような仲になったのです。

 突然の朝の図々しい電話にも関わらず歓待して下さいました。
「朝茶を他人様のところでなんてごめんなさいね」なんて塩らしく言いながらも上がり込む。

 百姓話に話が弾み、太陽の光が気になった九時半頃に辞してお別れ。
玄関を出て見せて頂いた温室は我が家の三倍ほどの広さででした。
中ではすでに、カボチャ、メロンなどが沢山芽生えていましたよ。
お互いに、余った野菜の苗を交換しようと話はまとまりましたから、これも楽しみですねー。
 
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