四月の12日に播いた、簡易温室内の種類が一斉に芽を出し始めた。
でも、種子にも個体差が有り計ったように同じと言う訳にも行かず、後から出てくる晩生の種も。
これは「ドカンチョ」と言う名前のサカタの「米なす」です。
ミニトマトの「イエローアイコ」です。
この「イエローアイコ」の昨年は収穫の最盛期に水害に有ってしまい、全てが駄目になってしまった。
今年はそう、リベンジと言うことになるのかな、また、鈴なりの「イエローアイコ」が瞼に浮かぶ。
これは作り始めて三年目に入る黄色の大玉トマト「桃太郎ゴールド」です。
芽が出始めたのは種蒔きから一週間後だったけれど、その後数日で芽は出そろいましたよ。
これはシャキシャキとして美味しい「オカヒジキ」です。
芽の出はこれがもっとも早く、種蒔き後三、四日で芽が出始めましたよ。
少し可笑しかったのは、期を一にして外にジャガイモを伏せるために耕した畑にも芽が出たこと。
元来、野草である「オカヒジキ」は生命力も強くて、昨年の水害後にこぼれ落ちた種が芽吹いていたのです。
さて、これは昨日のさつま芋の温床「芋床」です。
後ろの古畳に「安納」と書いて有りますが、期待の「安納芋」の芽が出始めました。
後ろはあまり注目しないでね、粗末な工作で古畳が口を開け、
芋床の材料が逃げ出すので、番線でくくっています。律儀のようで好い加減なスベルべの仕事です(笑)。
まだ一メートル以上も有った積雪を割って作り始めた芋床も、発酵熱と外気温の上昇で順調。
こんな風に「安納芋」の芽が床全体に見え始めています。
少し大げさに言うならば、雪の下で春を待っていた種子類と種イモとが一斉に春を歌い出したのです。
種子を播き、種イモを伏せたスベルべは、毎日、朝昼晩と芽の数を数えて一人微笑むのです。
昨日は本当はいけないのだけれど、止み上がりの身体を押して山の畑に融雪促進剤を播いてきました。
まだジャガイモの芽は見えてこないけれども、これも間もなく芽を見せてくれることでしょう。
まだ、周りの田圃は雪に覆われ、山の畑は積雪が1.2メートルほども有りました。
でも、もう大丈夫、田圃にも畑にも待望の春がやってきたのです。