畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

ダイエットは一日にしてならず

2013-04-27 13:33:08 | 食べ物

 ダイエット作戦は着々と進行中。
でも、夕食メニューは続いているけれども、ダイエット効果は・・・・。


 喜ぶべき事なんでしょうが、なにせ酒もご飯も美味しいのです。
「美味しいねー!」「美味いなー!」って食べ物が残らず栄養になるって感じ(笑)。


 「足りなかったらまだあるよ」の言葉にも耳は貸さず、ゆっくり食べたらこれで十分。
季節の野菜、山菜もそろそろメニューに現れ始めています。
あ、弁当容器の仕切り板は、面倒なのでこの頃は省略されていますね。


 そして、こんなご飯の事も有る。
これは昨年の秋に採った「山芋のムカゴ」の炊き込みご飯。


 「御馳走様ー!」で綺麗に完食。
貧しく育った戦後派は、食べ物を粗末にすることはできません。

 外食で有ってもその習慣は変わらず、出されたものは大体すべて食べます。
ま、もったいない精神の塊、権化のようなスベルべトーちゃんですよ。
ま、これでは痩せるはずも有りませんが(大笑)。
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雨の音を聞きながら

2013-04-27 05:30:51 | 

 昨日は朝から断続的な雨でした。
簡易温室に入って、連結ポットで育ったキャベツの苗をポリポットに移植します。


 マックスも慌てた様子で軽トラに乗ったけれどもハウスの中で朝寝です。
芽を出し始めている苗の保護のため、石油ストーブを焚いているから暖かくて快適なのです。


 上が連結ポットで、下が小さなポリポット。
連結ポットで育った苗も、成長に合わせて大きめのポットに移植しないと根が張り過ぎて大きくなれない。


 苗は双葉の間からようやく本葉が顔をのぞかせた程度なのに根はこんなに張っている。
どの植物、野菜も同じだけれども地中に隠れた根の部分の方がより大きくなります。


 これで出来上がり。
簡易温室のビニールに当たる雨音を聞きながら仕事を進めます。


 これは夏採り用に考えている「弥彦」と言う美味しいキャベツ。ローカルな名前が美味しそう(笑)。
午前中にこの「弥彦」を40株。赤いキャベツ「レッドルーキー」を35株移植しました。


 マックスは雨音も気にせず熟睡です、
いや、気にしないのでは無くて聞こえないのです。

 昨夜は二時頃から春の雷が家を揺るがすほどの大音響で鳴り響きました。
少し前のマックスだったら、雷を聞くと大騒ぎ吠えまくり、家に入りたいとせがんでいました。
でも、今は耳が遠くなって気にならない様子です。

 18日の事でしたが、我が集落での集団狂犬病予防接種に間に合わず、町の公民館での接種に行きました。
驚いた事に「おや、マックス君じゃないの」なんて何人にも声を掛けられた事です。

 ケーブルテレビの「魚沼農業日記」にトーちゃんと一緒に出る事が多くて覚えてもらったようでした。
スベルべトーちゃんも、マックスも自分たちが考えている以上に皆さんに知られているようです。
「マックスや、今度は御叱呼をするときも気を付けてな」なんて、飼い主も同じだけれどもね(大笑)。
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水害復興、堤防延伸着手

2013-04-26 04:51:24 | 暮らし

 最近の朝の散歩は、農道の雪も消えたので魚野川の堤防へ行きます。
水が温み、猫柳も芽吹く魚野川に憩うカモたちの群れ。


 一斉に飛び立ったけれども、その向こうにはもっと大きな群れも見えます。


 堤防の末端近くまで行くと、重機のバックホウが見える。
どうやら、一昨年水害後計画された堤防の延伸工事がようやく着工されたらしい。


 ここが一昨年の水害時に濁流が逆流を始めたところですが、堤防は右の低い、昔のものが有りました。
でも、左側の水田に中越地震の崩落土が搬入され、堤防と水田の高さは同じになっていました。

 土盛りの目安になる「丁張り」と言う赤白の目印が有るけれど、そこが堤防の端になるとは大幅な規模の増です。
その向こうに土建屋の廃土置き場が見えますが、この低い堤防を越え河原を不法占有で道路にしていた。

 その会社の創始者は県会議員を何期も務めた実力者でいわゆる地方ボスだった。
ダンプカーの往来のために堤防は延伸されなかったのではないかなんて水害時には思ったものでした。
いずれにせよ、廃土置き場の土地も買収されるのですから、ミニ「千秋が原」のようなものでしょう。


 おやおや、工期は10月31日までだって。水害で流されない事を祈りますよ。
この辺りでは見かけない業者が施工するようですけれど、これはあの選挙で落ちて只の人になった、
じゃじゃ馬マキコさんの会社じゃ有りませんか。

 昨日は農天市場の畑で仕事をしていると何やらカンカンと杭を打ち込む音がする。
「何をしているの?誰に断ったの?」と少しだけきつい声で問うと、
自身も名のらず「写真を手渡され、その場所に看板を立てて来いと指示されてきました」と言う。

 「どなたの看板?」と問うと、時期参議院選に立候補すると言うマキコさんと同じ政党の人物。
「でもさ、ここには私の軽トラが停まっていて、私も仕事をしてるんだから一声かけるのが常識じゃない?」
と言うと「もう一度事務所に聞いてきます」なんて言い残して帰っちゃった。
ありゃ、駄目だね早々に私が落選確定の決定を申し渡します(笑)。
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初山です(2終り)

2013-04-25 05:11:07 | 山菜

 山から帰りながら農天市場を見る。
ようやく雪も無くなって、これからが魚沼の春の本番です。


 急斜面を振り返り、滑る足元に気を付けながらの帰り道。
この斜面は30数度は有ろうかと言う急斜面、いや、45度を軽く超えているのかな。
そのため、厳寒期でも雪がとどまる事も無く、常に剥き出しで有り春が早く来るのです。


 「ゼンマイぶーとー」と呼ばれる、着物の袖を取って背中にくくりつけるような入れ物がプロ仕様。
その「ぶーとー」の中から少しだけのゼンマイが顔をのぞかせる。 


 「ゼンマイ」が貴重品なのは、険しい山から採って来るだけでは無く、
こうして、頭頂部に冠っている「ワタ」を取ったりの後処理にも手がかかるところ。


 そして、大鍋でタイミングを見計らいながら茹で上げて乾燥します。
でも、乾燥してクルクルと縮みあがった完成品にするまでは、繰り返し揉む必要がある。

 この日も家の前にムシロを広げて揉みながら乾燥し、農天市場の畑に行くときも、
4時過ぎにマックスと山の畑の残雪を偵察に行くときも、軽トラの荷台に乗せていました。

 時折り荷台を覗いてゼンマイを揉むトーちゃんでした。
天候さえ良かったら数日でゼンマイも盛りになるでしょう。

                     (終わり)
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「マックス」ジーさんの春

2013-04-24 12:51:34 | マックス

 「トーちゃん、トマト6種類も作るの?」「そうだよ」
「この、サンマルツァーノってなーに?」


 「自分で読んでご覧マックス」
「そうか、このトマトが有ったため、イタリアがパスタ大国になったのかー」

 マックスもすっかりジーさんになってしまい、メガネが手放せません。
元へ、メガネの手放せないのは老眼と乱視のトーちゃんでした(笑)。


 山の畑の雪の上です。
雪の上を歩くと、つい歳も忘れて走ってしまいます。


 あ、これは3、4日前の雪が降った時ですね。
四月も下旬になって雪が降るんだから驚いちゃいましたよ。


 トーちゃんが仕事の支度をする気配を察すると「ボクも行くー」と、当然のように軽トラに飛び乗る。
そして、簡易温室に入っても仕事も無いので、藁の上で昼寝、いや朝寝です。


 鼾までは掻かないけれど「スースー」と大きな寝息。
天下泰平ってところでしょうか。


 「ウーッ」とか声を出して時々寝返りを打ちます。
時々口を動かすのは、美味しいものを食べている夢を見ているのか。

 一緒に山に登ったり、ゼンマイ採りをしたころを思い出しているのか。
それとも、ミミお母さんに可愛がってもらった頃を思い出しているのか。
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