畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

台風が来たような一日でした(その3)

2014-07-24 05:06:31 | 暮らし

 さて、ジャガイモ掘り体験を楽しんだ後は、「戸隠渓流公園」に移動。
公園の名前に有る、渓流は小さな川「小黒川」をさし、スベルべが20歳代に岩魚釣りに良く入った川です。


 昼食のメーンはこの豚の腿の丸焼。
スベルべが朝五時から津南町の「津南ポーク」さんに受け取りに走って持って来たもの。


 この豚の腿の丸焼は、津南ポークの社長さんが考案されたもので、
一昼夜、沸騰しない湯温で旨味が逃げないようにじっくりとボイルしたものです。

 そのままでも食べられるほどなのですが、こうして再度火を加え、タレをなじませ薄切りにして食べるもの。
ちなみに、この豚の腿の丸焼きはスベルべが先の水害時に復旧に手伝いに来て下さった皆さんへの感謝のプレゼント。


 おや、プールまで備わっていますよ(笑)。
あの小さなお子さんは、水着に着替えていました。もちろん下の小黒川でも遊んでいましたが。


 さて、その焼肉のお味は如何?
もう、食べる顔が美味しさを物語ってくれていますね。


 津南ポークの社長さんいわく「こうすると、肉が嫌いな子供まで食べるんですよ」
小さく見えても、量はたっぷり。一本で30人はまかなえ量が有りますよ。


 そして、半切りのドラム缶の火床の脇には、掘り立てのジャガイモをアルミホイルに包んで並べます。
熱々のジャガイモは、塩かバターで食べますが、これも豚肉に播けない美味しさ。


 こんな閑静な公園を利用したのは私たちのグループ一つのみ。
静かな公園には楽しそうなみんなの声と、煩いばかりの蝉の声だけです。

                     (続く)
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台風が来たような一日でした(その2)

2014-07-23 04:29:55 | 暮らし

 おー、イサム君も張り切る事、張り切る事。
「よーしっ、掘るぞー」と掛け声も勇ましい。


 「ほら、こうやって掘るんだよ」なんてお母さん。


 一歳半だって一生懸命。


 自由気ままに畑を歩き回っていたマックスもジャガイモ掘りの見学に来る。


 「ワンワン、ワンワン」と大喜びで怖がる様子も有りません。


 子供と犬ってすぐに仲良くなるのかな。


 「それじゃまたー」なんて去りゆくマックス。


 ウフフ、何組かの親子がお出でになったけれども、名乗られなくても親の面影で関係がすぐに分かる。
その親子を始め、皆さんが、ジャガイモ掘り、いや研修作業に夢中です。

                     (続く)
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台風が来たような一日でした(その1)

2014-07-23 04:14:32 | 暮らし

 昨日は朝から大忙し。
先ずは五時に家を出て、「津南ポーク」さんにバーベキュー用の肉を受け取りに。

 七時半過ぎに帰宅すると、ケーブルテレビのスタッフから山の畑に到着しましたと連絡が入る。
急いでマックスと山の畑に行き、ケーブルテレビの番組撮影。

 テレビ撮影が、終わらんとする頃に何台もの車が到着します。
「越後の台所 すずきち」グループの社員研修、「ジャガイモ掘り体験」の皆さんの到着です。


 食の事業に携わる皆さんが、材料、ジャガイモの収穫体験をしようとの企画です。
ほぼ全員が初体験の様子で、嬉々としてジャガイモ掘りに挑戦です。


 色々な種類のジャガイモを掘って頂きましたがこれは「キタアカリ」かな。


 最年少は一歳半のこの赤ちゃんでした。
面白そうに土と戯れ、ジャガイモを持ちあげます。


 この小さな男の子なんて「ジャガイモ掘りって結構楽しいね」なんておませな言葉。
ニ十人を越えるメンバーですから、たちまち沢山のジャガイモが掘り出されました。


 スベルべと一緒にケーブルテレビの番組撮影に山の畑に来たマックスも変わった雰囲気に驚いています。
「ねー、どうしたの?」と言わんばかりの動きでジャガイモ掘りを見ていました。

                     (続く)
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梅雨明け間近の山の畑

2014-07-21 05:01:21 | 野菜

 昨日のお昼過ぎ、農天市場の営業の合間を縫って山の畑へ一人で行きました。
さつま芋は雨の湿り気と、気温の上昇でぐんぐんと育ち、畑は蔓と葉で覆われています。


 ニンジンも順調な成長を見せてくれている。


 でも、雨を喜んだのはニンジンばかりではなく雑草も同じ事。
厄介な草取りが待っています。


 ジャガイモも枯れんばかりの様子で、土が乾いたら掘りましょう。


 さて、どうして農天市場の忙しい間を縫って山の畑に行ったかと言うと理由はこれ。
さつま芋畑に続く、「マクワ瓜」と「シマ瓜」の収穫に行ったのです。


 「マクワ瓜」は食べごろを迎えています。
カラスの害は黒い木綿糸で防ぎ、タヌキの食害はマックスの抜け毛で防いでいます。


 「シマ瓜」も何個かが熟し、ヘタがポロリと蔓から離れました。


 合計10個以上も収穫し、思い袋を提げながらネギを見て軽トラに帰る。
ネギも順調な成長を見せてくれていて、課題は根元の草取りだけ。


 今年は「ポロ葱」も順調に育っています。
沢山出来たら、よく聞く一本800円なんて単価では無くて安価に提供しましょう。

 さて、持ち帰った「マクワ瓜」と「シマ瓜」の評判は如何に。
思惑通りと言うか、「懐かしいー!」と言うお客さんが何人もおられてすぐに完売でした。
やはり、食べ物はノスタルジアを感じさせるものも魅力の一つのようです。
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雨の日にキャベツを播く

2014-07-19 05:40:16 | 

 空梅雨で雨が降らないと悩んでいたら、今度は一転雨続き。
それでは休んでいられるかと言うと、そうでも無し。農天市場の建物の中でキャベツを播く事にする。


 人目を引こうと色々なネーミングの野菜種が発売されている。
しかし、これは本当にシンプルな名前の「一号」で、大玉で美味しいキャベツです。


 ここのところ何年か作っている、キャベツの原種と言われている「スクマイキ」。
葉が丸く巻からないキャベツで、長距離のアフリカ勢が強いのはこれを食べているからとか。


 連結ポット6×6の36穴。


 同じく5×5の25穴ポット。
二種類の連結ポットを使って種を播きます。


 その二種類の連結ポットに「種蒔き培土」を詰めます。


 詰めた土を軽く押し固め、指先で種蒔き用の窪みを作る。


 あんなに大きく丸々と太るキャベツも元はこんな小さな種。


 嬬恋などの専門農家ではないので自家用と少量の販売ならばこれで十分。
如雨露で散水して、後は発芽を待つのみ。

 発芽して本葉が出そろったら、丸いポリポットに移植して大きく育てます。
そして、今掘り起こし最中のジャガイモ畑を耕して植えるのは八月の上旬か中旬。
雨の日も休みなく働き、この後は山の畑に行き、農道の草刈りをしました。
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