先日紹介した我が家の地下の天井梁で生まれた子ツバメたち。
誰に言うでも無く、スベルべは一人で彼らの成長を見守っていました。
農天市場の周りの畑に行くと、飛びだったばかりと思える彼ら、彼女たちにぱったりと出くわす。
インゲン豆のネットを張るために建てた支柱の先端に揃ってとまっています。
5羽居たのですが石庭の不思議ではないけれど角度が難しく、全員揃ってはカメラに収まってくれない。
でも、全員で「ピーチクピーチクジー あ、トーちゃんだー」なんて鳴き交わす。
スベルべは独り言で「オレは君たちのトーちゃんでは無い、マックスのトーちゃんだ」なんて呟く。
まだ、行動も危なっかしい。
おっとっとー、なんて足元が不安定で羽ばたいてつかまり直す。
ほらね、嘴の黄色な見覚えのある顔ですよ。
彼ら、彼女たちが成長し嘴の黄色が無くなり、特徴のある燕尾服のような尾羽が出来上がるのも間近いでしょう。
そして、間も無く南の国へと旅立つ準備もできる事と思います。
でも、可笑しいのは夕方になるとちゃんと我が家に戻って来る事です。
始めの頃も巣から離れて、天井付近の別の場所に移動しても夕方には全員が巣に戻っていました。
完全に巣離れし巣立った後もこうして我が家に戻って来るところは可笑しくも可愛い。
巣立っても、生れ在所はやはり懐かしいらしいですね。
ほら、両親と5羽の子ツバメたちは全員揃って夕方には我が家の前に帰ってきましたよ。