畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

災害は忘れた頃にやって来る

2014-07-30 12:06:39 | 暮らし

 あの忌まわしい、「新潟・福島豪雨」から丸三年経ちました。
史実に拠ると、明治30年に同じような大規模な水害に襲われた記録が有る。
我が家の食堂の窓からは信じられないような光景が見られたのでした。


 最大水深よりも少し水かさが減った時点だと思われるが、農天市場の建物ももう少しで完没る
右手に見えるガソリンスタンドは、ダメージが大きくその後廃業する事となった。


 奇跡の光景です。点滅するパトライトは災害救援から帰る途中屋根まで水没した消防署のワンボックスカー。
その、前後に2台の車が完全に水没していたけれども、消防署の持っていたゴムボートで避難し最悪の事態を免れた。

 その右に建物が流されていて、どこから来たのか全く分からなかった。
でも、後日、後方に見える「味の家 魚野川」の薪小屋だった事を知ります。


 農天市場の後方に見える緑の堤防が最後まで延伸されていず、そこから濁流が流れ込む事となった。
今は、堤防の延伸と水門の新設工事が進んでいて間も無く完工の予定になっています。


 これは、日付が30日に変わる前の状況でしょう。
この後、高床式で高さが2メートル近い我が家の一階部分まで浸水する事になります。


 濁流が、津波が引くように引いた時間帯の写真です。
国道は勿論の事、線路まで完全に水没していました。

 明治30年の水害の記録でも、左に見える「竜光」集落から右の「下島」集落の山まで水で覆われたと有る。
簡単に言えば、大きな湖が出現したような光景だったのでしょう。

 『災害は忘れた頃にやって来る』は故寺田博士の言葉だったと記憶しています。
正に、その通りで、何百年に一度の大地震「中越地震」に見舞われ、そして百年に一度の大水害も経験させてもらった。

 皮肉な事だけれども、滅多にない大災害を運良く?二つも経験してしまった。
「災害は忘れた頃にやって来る」の言葉の意味を噛み締め、災害に備えてもらいたいものです。
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マックス梅雨明けの朝

2014-07-30 12:06:26 | マックス

 魚沼もようやく梅雨が明けました。
梅雨明け翌日の朝、マックスと散歩を兼ねて山の畑へ行きます。


 以前だったら、畑の数百メートル手前、長い斜面の道で助手席から飛び降りて走っていた。
でも、今は斜面が終わったところで降りて、ゆっくりと歩いて散歩をします。


 日が短くなってきて、五時をかなり回ってから朝日が顔を出すようになった。
マックスはマイペースで、ゆっくりと畑の中を歩きます。


 畑を一回りして帰って来たマックス。
「トーちゃん、畑は異常無し」なんて報告の気分かな。


 ほら、なんだか少しすっきりした顔でしょ。
実は梅雨明けの日、スベルべママと二人がかりでマックスをシャンプーしたのでした。


 マックスの鼻の頭に朝梅雨が光っています。
マックスのシャンプーも、彼の体調から考えて最後になるかも知れません。

 でも、驚いた事にシャンプーをし、耳の中まで綺麗に拭き上げるとマックスがシャンとしましたよ。
人と同じで、シャンプーに拠ってすっきりし、気分爽快って感じなのかもしれません。

 僅かではあるけれど動作まで機敏さが戻り驚いています。
日中は車庫の床に長々と寝て、専用の扇風機の風で少しでも涼しいようにと風を貰っています。

 朝晩の食事の量は減り、スベルべママが人間よりも食費がかかる。なんて言う餌も少ししか食べません。
そして、お昼にはスベルべトーちゃんから、バニラバーのアイスを一本食べさせてもらうのが日課。
マックスはゆるゆると、そしてしっかりと生き延びております。
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台風が来たような一日でした(その5終り)

2014-07-30 04:31:38 | 暮らし

 ほら、遊び疲れそして満腹の彼女はもうお昼寝の態勢です。


 そこへ、赤ちゃんを抱いたお客さんの若いママさんが到着。


 お、早くもお見合いが成立(笑)。


 おっと、目覚めて再び食欲が活発化。


 さて、一杯遊んで一杯食べました。
そろそろおしまいにしましょうか。


 はーい、ポーズ!
三脚を持参しなかったためスベルべは残念ながら入っていません。

 また、こうしてみんなで楽しく遊べる日を楽しみに仕事に励みましょう。
良く働き、良く遊んで、良く食べる。人は何のために生きるのかなんて難しい事は言わずに毎日を精一杯に楽しみましょう。

                   (長いこのお話終り)
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