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畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

山之内一豊の妻か、カーちゃんか

2018-03-28 05:03:02 | オートバイ

 珍しく、快晴が続きます。午前中は畑の除雪をし、その後オートバイ「ロシナンテ」の手入れ。

前日も引き出して、エンジンを始動させてみたが、今度は手入れと、お化粧。

 

 簡単に誇りを落とし、次にガソリンタンクをワックス掛け。

フェンダーなどのペイント塗装部分も続いてワックスで手入れ。

 

 自動車用のワックスがいくつも残っていた。

でも、塗り上げ用のスポンジなんてボロボロだった。いつのワックスかなー。

 

 登録初年度は平成3年ですから、今年で27年目になります。

スベルべが手に入れたのは、平成4年か5年でした。随分長い付き合いになりましたね。

 

 手入れに使用したのは、この5種類の資材でした。

ワックス、グリースは当然として、金属磨きの「ピカール」、タイヤの艶出し、シート用オイルです。


 20歳ころからオートバイに乗り始めましたから、中断はありましたが、ずいぶん長い経歴。

結婚を機に、手放したのでしたが、娘が二人生まれてからまた乗りたくなった。


 スベルべママは中々首を縦に振ってくれなかった。でも、暇を見つけてはカタログを眺める。

そんなスベルべを見て「お金の心配はしていない。貴方のことが心配だから」とポツンという。


 「絶対に危ない乗り方はしないから」と言って、ようやく購入の許可が出たのでした。

でも、結果としては良かったかな。初めは娘たちが後ろに乗り、その後はスベルべママの指定席に。

 仲間とツーリングにもずいぶん出かけました。東北、能登半島、富士山と何回も何回も。

そして、スベルべママとは、子供たちの運動会の応援、野外コンサートとこの「ロシナンテ」で出かけたものです。

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「打ち豆」の小槌

2018-03-27 04:54:59 | 食べ物

 「打ち出の小槌」の誤植では有りませんよ。大豆を打つのは先祖伝来のこの小槌なのです。

そして、大豆を載せる台は、「すばる姉」から借用中のケヤキ製の大きな立方体。

 義兄のご先祖様が履物商をしていて、その際下駄の鼻緒を挿げ替えるための台だったとか。

どちらの道具も、明治か江戸時代から使われてきた、文化財級の品物(笑)。

 

 打ち豆(押し豆)は、事前の準備で前夜のうちに熱湯に浸し、柔らかくしておきます。

その、柔らかさ加減が難しい。足らないと硬くて砕け散るし、柔らかすぎると潰れ過ぎてしまう。

 

 ここのところ、この手仕事はスベルべトーちゃんの担当になっていて前夜から準備。

昔のお年寄りは一粒ずつ打っていたが、スベルべジーさんはこうして並べ、端からパパーンと打つ。

 

 講釈師の張り扇でも無いけれど、調子よくパンパンパパーンと打つ。

大豆も粒の大小で、柔らかさ加減が違うので、そこを見極めるのもコツかなー。

 

 ま、「根気仕事」ってやつかな。

5合ほどの量だったと思うけれども、2時間以上かかってしまいましたよ。

 

 つぶし終えたら乾燥して出来上がり。煮物などの万能調味料になります。

「わー、上手~」なんておだてられ、今日も続けてやることになっていますよ。

 ご近所の一周忌があり、昼前には出かけなくてはなりません。

それまで、またパパーンのパンとばかりに打ちましょうかね。雪解けで多忙になったらできませんから。

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春のお彼岸、墓地は雪の下

2018-03-26 05:13:32 | 暮らし

 彼岸の入りの前日にご先祖様を迎えに行ったが、カメラを忘れて写真は無し。

今回は、またお送りしたので、カメラを忘れずに持参。お彼岸中にも雪は消え、少なくなりました。

 それでも、今風の洒落た低いお墓なんて雪の下で姿を現していません。

56豪雪(昭和56年)の際は、真っ白な雪原で、石塔は全く見えませんでした。

 

 昔と違い、今はお彼岸前には除雪車で道路は除雪されるので楽ですね。

除雪車が無い時代は、「かんじき」を履いて、遠くから歩いてきていましたよ。

 

 除雪車が作業してから10日も過ぎたのかな。

雪の壁の高さは結構高いけれど、道路からの輻射熱で消えている様子が分かります。

 

 スベルべの山の畑と谷一つ隔てた隣の山に行く農道です。

雪崩落ちた雪が見えますが、斜面の上の雪が全て落ちるまでは危なくて除雪も出来ません。

 

 小鳥たちの姿は見えないけれど、にぎやかに鳴き交わして春の訪れを感じさせます。

「暑さ寒さも彼岸まで」とも言います。これからは気温がグンと上がり春は急速にやって来るはず。

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賑やかな夕食です

2018-03-25 05:26:02 | 食べ物

 年配者と若者の同居で悩むのは先ず、食事でしょうねー。

当然のことながら、カロリーの消費量、身体の代謝率もおのずと違いますから。

 そこで、スベルべママは両方にと考えて、そのためにメニューが増えてしまうことに。

これはしゃぶしゃぶ風のサラダかな。ゴマダレを掛けて頂きます。

 

  これは我が家の定番メニューの「サモサ」です。

スベルべが週刊誌のカラー特集、料理の紹介で見つけたものでいつの間にか定番になりました。

 

  迷走するかの、メニューで、これは「鮭かす汁」。

婿殿が緊急体制に入り、舅と杯を交わすこともままならず、夕飯も晩酌抜きなので汁物のが追加に。

 

  はい、老いも若きも美味しい「糠漬け」も毎食出ます。

お酒にも、ご飯にも合いますねー。純和風の漬物「糠漬け」って。

 

  ボリュームもメニューも豊富になり、つい食べ残しも。

これは、先日の残り物、「里芋と烏賊の煮つけ」です。

 

 そして、スイーツだって着くフルコースです。

この日はスベルべママ自慢の「シフォンケーキ」です。我が家製の桜の塩漬けがポイントかな。

 会話もメニューも豊富で賑やかな食卓になっています。(トーちゃん話し過ぎ、と叱られるが)

それぞれの家事の分担とか、無理のないようにと様子を見つつ決めています。

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連載145「蕎麦打ち会の日」(その2終わり)

2018-03-24 13:11:07 | 暮らし

       蕎麦打ち会の日(その2終わり)

 ところが、パートナーとしてスベルベ、女の子の指名が万来。

自慢じゃないが私は、昔から子供とお年寄りにはモテルンじゃ。


 ようやくバドミントンが終り帰宅する。ん?まだ賑やかだぞ。

「只今ー」「おー、遅かったなー、皆で待ってたぞ」有り難う。


 手持ちの一升を見て、「気を使わないでよ、アンタが全部飲むんだったら別だけどサー」なんて言ったのだけれど、

足りなくなって、私の取って置きの秘蔵酒まで開いているではないか。わー、このウワバミ共め!


 結局お帰りは、夕方五時。良かったなー、良い奴ばっかりだったなー。

さようなら美味い蕎麦と、美味い酒だったなー。こりゃー、今度は私が皆の秘蔵酒を平らげるぞー。

          (終わり)

                (10数年前に書いた文章です。)

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