畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

凍み渡りで朝散歩(その1)

2018-03-18 12:21:21 | 自然

 快晴の寒い朝です。朝日に誘われて、先ずは駅の清掃。

終えてからは、凍み渡りで散歩と洒落込む。長く伸びる我が家の影が映ります。

 

 凍みた雪の表面はダイヤモンドダスト状態。

キラキラ反射する様子がレンズの性能でとらえ切れない。

 

 山頂が我が家の山の畑の一部です。

尾根から雪が崩れ始め地肌が顔を見せ始めている。でも、山菜、独活などはもう一か月後かな。

 

 この斜面が中越地震で大規模な土砂崩壊が発生した所です。

ここは本当に急ですよ。昔、落ちて3か月、いや半年だったかなー、入院した人がいた。

 

 急斜面過ぎ、雪が留まることはほとんどありません。

誰かが、何年か前にこの辺りで転落死したカモシカを見たって言っていました。

       (続く)

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連載144「オックステールシチュー」(その2終わり)

2018-03-18 08:34:24 | 食べ物

     「オックステールシチュー」(その2終わり)

 まだ、少し毛の着いた黒毛和牛は当時、「愛犬家殺人事件」なる事件もあり、

少し気持ち悪さを感じさせなくも無かったが。

他にも、牛のすね肉とか、安くてボリュームのある材料が有り、色々な料理に取り組めた。


 しかし、最高の思い出となったのはオックステールシチューだ。

これぞ男の料理の王道とも聞くが、とにかく手間が掛かる。

あせって火力を上げると努力も水泡と化し、哀れ肉と骨が分離してバラバラになってしまうのだ。


 気長にゆっくりと時間をかけなければならないところが王道たる由縁でしょうか。

 一日をかけて出来上がった極上のシチューは意外にも、父と義母に評判が良かった事だった。

二人とも八十歳は過ぎていたのに。美味しいものは年代なんて超越すると思った。

色々楽しませてもらったが、屠畜場の廃止、移転と共に私の肉料理道楽は終わりを告げてしまった。

          (終わり)

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山の畑に御挨拶(その7)帰ろかな

2018-03-18 05:06:54 | 自然

 

 7時前に出発した際は担いでいたスノーシューの出番です。

この日は一人でしたが、スベルべママはお揃いのピンクのスノーシューを持っている。

 

  靴は軽登山靴で、これはスノーシューを履きやすいので着用。

バンドで止めて、フックを掛けたらまず外れることは有りません。

 

  消雪促進剤を撒いた我が家の畑を振り返る。

30アールの畑ですから、広い平面のごく一部でしかありません。

 

  来た時と同じに山の端を歩きます。

まだ、下の田畑に消雪促進剤の散布跡は見当たりません。

 

 この辺りから下に向かいます。

山際の直線はJR上越線で、直角に交差するのは昨年大氾濫した「大沢川」。

 線路下にあたる部分も川幅は広いのだけれど、大量の水は溢れ出て線路を越えて下流へ向かった。

そのために何軒もの家が浸水被害に遭い、線路の砂利さえ流されたのでした。

 線路から右方、上流方は護岸のコンクリートが流されて剥き出しとなり緊急に土のう袋で仮復旧。

今年は、本格的復旧工事に着手されるものと思いますが。家に着いたのは12時過ぎ。5時間ほどの仕事でした。

          (終わり)

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