やはり、「サヨナラダケガ人生カ」の中の一編。
いやはや、呑兵衛にはいたく耳の痛いところを突いてくるなー。
こう訳すとかなり分かります。
北見市の彼女たちでも無いけれど「ソダネ、ソダネ」の世界です。
ありゃー、そこまで言うかよ。って感じかな。
昔、べろべろに酔ってしまったスベルべは、謹厳実直な亭主を持つ女性に言われてしまった。
スベルべさんは、酒を飲んでいるのでは無くて、酒に飲まれている。
うるさいっ、酒飲みの亭主も持たずして、酒飲みを分かったような言葉で言うな。
なーんて、酔った頭で考えていました。いえ、自分で言うのも何だけれど、酒品は悪くは無いですよ。
あの時は、宴会の席で新潟県山岳連盟の会長と話す機会が有り、感激のあまり飲み過ぎちゃいました。
なんと、その時の会長はスベルべの高校の先輩だったのです。(優秀な先輩は教師の道を歩かれました)
緊張して、挨拶に伺ったところ、望外に気さくなお言葉を頂き、自宅に遊びにまで誘われ・・・・。
一気に舞い上がって喜んだスベルべは、そのハイテンションな様子を見て注がれる酒を全部飲み干したのでした。
こんな失敗が何回かあったけれども、心配していた、後輩の消息をその義母に知らされた時も同じ。
どうも、感激すると、一気に束縛、自制心が外れてしまう。
若い時(本当に若かった時)は、記憶が飛ぶなんて事は、言い訳かと思っていた。でも、やはりあるんですねー。