蕎麦打ち会の日(その2終わり)
ところが、パートナーとしてスベルベ、女の子の指名が万来。
自慢じゃないが私は、昔から子供とお年寄りにはモテルンじゃ。
ようやくバドミントンが終り帰宅する。ん?まだ賑やかだぞ。
「只今ー」「おー、遅かったなー、皆で待ってたぞ」有り難う。
手持ちの一升を見て、「気を使わないでよ、アンタが全部飲むんだったら別だけどサー」なんて言ったのだけれど、
足りなくなって、私の取って置きの秘蔵酒まで開いているではないか。わー、このウワバミ共め!
結局お帰りは、夕方五時。良かったなー、良い奴ばっかりだったなー。
さようなら美味い蕎麦と、美味い酒だったなー。こりゃー、今度は私が皆の秘蔵酒を平らげるぞー。
(終わり)
(10数年前に書いた文章です。)