畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

海幸彦山幸彦

2023-03-26 04:48:55 | 食べ物

 玄関のチャイムが鳴り、急いで出ると懐かしいお顔。スベルベ言うところの海幸彦の来訪。

出雲崎の友人夫婦が、大きな獲れたてのカレイを届けに来てくださったのでした。

 お茶にお誘いしたけれども、用が出来てすぐに帰宅しなければならないと言われる。

あわてて、山幸彦のスベルベは塩漬けのワラビをたくさんお持ち帰り頂きました。

 

 丁寧に内臓を抜き、卵はしっかりと残してしかも、キッチンペーパーが詰められています。

余分な汁を垂らさないようにと言うお気遣い。もう切り身にするだけになって届いたのでした。

 

 一枚のカレイを大ぶりな切り身三枚に切って、大きな平鍋で煮付けに。

二匹頂きましたから、合計で6枚の切り身が出来ました。美味しい匂いが立ち込めます。

 

 中ぶりの四角の皿からははみ出さんばかりの大きな切り身。

土佐の安芸市から妹が久しぶりに来宅していて、今回の夕食は娘家族も合流でにぎやかな夕食。

 

 スベルベママとは、暖かくなってきたので今季の最後「おでん」も決めていました。

鍋は先日新調した、「ジオ」という名前のメーカーの優れもの。中々にこぼれしない鍋です。

 娘家族は夕食直前に到着したが、孫は車中で寝入ってしまいご機嫌斜め。

炬燵に潜り込んだが、スベルベジーさんがデザートの手作りフルーツヨーグルトで誘い出しました。

夫婦二人で水入らずの食事も良いけれど、こうして6人ものメンバーで食べるのも、また美味しいですね。

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遊びをせんとて生まれけむ

2023-03-25 06:01:19 | 暮らし

 鰍獲りの写真を見ていて思い出したが、釣りも好きでしたね。

夏の暑い日の夕方など、こうして涼みがてら魚野川で釣りをしたものです。

 

 一枚目は若き日のスベルベですが、こちらは一緒に行ったスベルベママです。

もちろん、中越地震、新潟福島豪雨の前で、川も荒れていず水も今よりもきれいでした。

 

 寺泊に遊びに行った際の釣りのシーンです。

コマセ籠の下に見えるのは、アジか小さなサバでしょうね。

 

 亡父の年齢は今のスベルベと同じくらいでしょう。

娘たちの姿から見ると40年ほども前の事の様です。寺泊港の岸壁のようです。

 

 元々は釣りの好きな父と息子で、一緒に鯉釣りなどもしていました。

家族そろってこんな遊びが好きでした。父親も良く働く人でしたが釣りが唯一の息抜き。

 亡父は器用で、昔、見たことがあると言うだけで「せみ凧」も再現したりしました。

かなりの年齢になっても、遊び心も忘れなかった。人生「遊びをせんとて生まれけむ」ですね。

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鰍酒

2023-03-24 03:57:31 | 暮らし

 先日、川魚の「鰍(かじか)」を頂きました。

既に焼いてある鰍で、ビニール袋入りでした。さて、これをどうするかと言うと・・・。

 

 燗酒、「鰍酒」の材料になるのです。

本当は獲れたてを塩焼きにした、熱々の焼き鰍で作ると美味しいのですがね。

 

 この鰍酒を頂いた日の夕食メニューは鍋でした。

寄せ鍋風ですね。牡蠣と鱈が主役かな。ニンジンはピーラーで薄く削ぎ切りです。

 

 好奇心旺盛と言うか、食べ物に関心が強いというか真冬でも鰍獲りに。

ここは我が家から近い、魚野川ですね。スベルベ夫婦が写っているって誰が写したのかな。

 

 普通の鰍漁は二人一組で、一人が鰍を追い、一人がそれを網で獲る。

この場合はスベルベママの足元に唐鍬がみえるから、一人で網の先の石を起こしたのかな。

 それにしても、若いねー。今のスベルベなんてまるで別人だから公開しますよ。

今は、この毛の多い頭ほどもある帽子が離せなくなりました。見ても、誰も分かりませんよ。

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風船一揆の思い出

2023-03-23 05:26:43 | 暮らし

 えっちら、おっちらとアリさんじゃ無いけれど、お年寄りの行列だー。

目指すは小千谷市時水(ときみず)の城山です。人はなぜ山に登るのか・・・。

 

 この城山に登ったのには確たる目的がありました。

この日は小千谷市で開催される大イベント、風船一揆を山の上から見ようというのです。

 

 全国から集まった熱気球グループが次々とそらに気球を上げ始めます。

良いですよね、基本、熱気球って風任せの飛行。どこへ行くか分からないってね。

 

 熱気球を上げる会場は雪に覆われた水田。

何処へでも会場設定が出来るって雪国は便利ですねー。

 

 これは、10年以上も前の風船一揆の光景でした。

ここ何年かは御多分に漏れず、コロナ禍などの理由で開催されていませんでした。

 今年は久しぶりに熱気球も空に舞い上がったようです。

過去には同時に行われた、ライトプレーンのデモ飛行で墜落事故も有りましたが、今年は無事に終わったようでした。

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只見線への回送列車と急な山

2023-03-22 04:31:04 | 風景

 農家組合員への配達物を配っていて、山を撮ろうと思ったら列車が通過。

只見線への回送列車ですね。昔は小出駅構内で燃料給油が出来たが、今は長岡まで行かないとできない。

 そのために、毎日給油をするために長岡まで往復しています。空車ですがね。

冬期間は落雪の恐れがあるなんて理由で、大白川~只見間が運休していましたが、今日から再開です。

 

 回送列車が写せたのは偶然の事。実は山の写真を撮りたかった。

分かり難いが、雪崩止柵の左側の少し上、山肌が現れ消え残る雪のちょっぴり残っている場所が旧炭鉱の跡。

 炭鉱とは言っても、亜炭と言う石炭になる前の物質が掘られた跡だという。

明治だか大正時代だと思うが、物好きが何か所かで亜炭の採掘を試みたらしいのです。

 平地にはまだ数10センチの雪が残っているが、急斜面はご覧の通り。

斜度がきつくて、雪が溜まらず少し積もっては雪崩落ちるほぼ裸状態の斜面なのです。

 

 写真真ん中の大きな沢は、独活の畑と呼んでも良いような場所でした。

それが、毎年雪崩と共に土が崩落し、岩肌がむき出し状態になってしまいました。

 

 それでも、ゼンマイや独活は出るのですが、滑りやすくて近づけなくなっちゃいました。

何年、いえ何10年も通い続けた斜面は、知り尽くしているスベルベです。

 でも、足腰が衰え一度大転落してからは中々足が向かない。

どの沢に、どんなゼンマイや独活が出るのか知り尽くしているのに、伝える相手は居ません。

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