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夢見るババアの雑談室

たまに読んだ本や観た映画やドラマの感想も入ります
ほぼ身辺雑記です

山本周五郎著「深川安楽亭」新潮文庫

2006-06-18 20:16:50 | 本と雑誌
「内蔵すけ留守」剣の修行に訪れた相手は留守 戻るまで待つことにし 置いてもらう家で 農作業を手伝うが 彼は やがて 名乗らぬ相手こそ待つ人だと知る

「蜜柑」 死ぬ前すら厳しい言葉で叱った人は誰より自分へ期待してくれた人でもあった
彼は 育てた蜜柑を 「今年の蜜柑は食べられず」死んだ その人へ ある決意と共に 感謝を込めて捧げる


「おかよ」 出陣する人へ自分のへその緒を 八幡様のお札です そう言って 信じてます との言葉と共に おかよは 送り出した
彼は無事に出世して戻ったが おかよは姿を消した 出世した相手とは 身分が余りに違う
自分など妻にしては 相手の出世の妨げになる


「水の下の石」気付かれては皆が死ぬ 水に落ちた男は 水底の石にしがみつき 死んでも離れなかった 浮かんだら敵が用心する


「上野介正信」 太平の世に奢るなかれ 人に理解されずとも武士道をつらぬいて 見事にしかし寂しく死んでいった殿の値打ちを知る 元下僕は 主の好んだ 手作りの干し柿を供える 


「真説吝嗇記」 ケチな男に嫁いだ花嫁はもっとケチ そのケチゆえに男は早死にする 甥と仲が良かった叔父は一計を


「百足ちがい」せっかちで損をした男は息子には そんな失敗をさせたくないと思い 偉いといわれる僧に教育を依頼する
その教えは 三単位で考えるというものだった すぐに行動するより考える だが なかなか出世もできず 疑問に思うのだが


「四人囃し」 正反対の真面目な幼馴染 それが気に入らず男の好きな女まで奪い妻にしてみたが 思ったようでなく 今度は脅しにかかる
そんなひねた男の気持ちが分かる女は 自分と一緒になろうーという
少し気持ちの持ち方を変えれば みんなが幸福になれるのだと


「深川安楽亭」吹き溜まり ろくでなしの集まる場所 権勢ずくでこられれば 許すもんじゃねえが 不幸な人間は弱い人間は守ってやりてェ 貧乏くじをひいてる相手には命を捨ててもシアワセにしてやるんだ
そんな人間が その店には集まっている


「あすなろう」一度だけ妹のために悪い男に騙され利用されるのを止めてやろうとした男 だが妹は兄の心が分からない

「十八条乙」妻の身内が怪我をして逃げ込んできた 手当てして逃がしてやったことが分かり罰を受けた
やがて庇った男が戻ってきたが 庇い損で浮かばれず すっかりバカらしくなった男だが 


「枡落とし」兇状持ちとして人を殺し捕まった夫 手に職があり娘を育て頑張ってきた 娘にも良い男と結ばれそうなとき
妻として夫を止められなかったのか その方にも罪がある そうお役人に言われた女は そうかもしれないーと自分をつい責めてしまうのだ




父の日というわけでも ありませんが

2006-06-18 19:29:48 | 食・レシピ

父の日というわけでも ありませんが

父の日というわけでも ありませんが

父の日というわけでも ありませんが

父の日というわけでも ありませんが

父の日というわけでも ありませんが

今夜は焼き肉にしました 野菜も 茄子 じゃがいも 人参 トウモロコシは すぐ焼けるように 茹でたもの

椎茸は砂糖醤油のタレにつけ あとは ピーマン もやしなど

暑くなってきたら イカや海老の シーフードを焼いても いいですね

ホットプレートや電気グリル鍋は 材料さえ揃えれば あとは食べる人が 焼けばいいので 少し楽です(笑)