夢見るババアの雑談室

たまに読んだ本や観た映画やドラマの感想も入ります
ほぼ身辺雑記です

「最後の恋」新潮文庫

2010-01-11 21:07:13 | 本と雑誌

「最後の恋」新潮文庫
「最後の恋」新潮文庫
「最後の恋」新潮文庫
「最後の恋」新潮文庫
「最後の恋」新潮文庫
女流作家によるアンソロジー

ほのぼのとしたの
明るいの
切ないの
重たいの
苦いの

三浦しをん「春太の毎日」
犬の視点からの飼い主の恋

阿川佐和子「海辺食堂の姉妹」
淡々と何処かユーモラス

松尾由美「わたしは鏡」
書き手不明の小説の真相が判るところは何処かドキドキする

生き続ける限り 死ぬまで
これが最後の恋とは断言できない

死ぬ三日前だって「恋」に落ちないとは限らないから

いつ大切な恋に巡り合ってもいいように 肌と体と心の手入れはー忘れずに

最後の恋

譲れない大切な恋

悪あがきの恋

恋にも色々あるけれど

あの人が好きーという一途な思いは 好きだった思いはー

それは例えおおっぴらに人に言えない思いでも

心の奥底に閉じこめていても 時々出して想いのかけらを取り出し抱きしめたっていいと
そう思う

私はこんなにも ただ あなたが好きだったのだと


ギルバート・アデア著「閉じた本」創元推理文庫

2010-01-11 16:26:16 | 本と雑誌

ギルバート・アデア著「閉じた本」創元推理文庫
ギルバート・アデア著「閉じた本」創元推理文庫
ギルバート・アデア著「閉じた本」創元推理文庫
ギルバート・アデア著「閉じた本」創元推理文庫
交通事故で不運にも両目を失い火傷もおったポールは 家に篭りほぼ世捨て人のような生活を送ってきた
通いの家政婦のみで

大作家と呼ばれた彼は生活には困っていなかったが
書く為に 彼の言葉を記録する人間を 新聞記事で募集する

現れたのはジョン・ライダーと名乗る青年

最初はうまくいくかに見えたが ポールは何か違和感を覚え始める

妙だ 変だ

それは彼の思いもつかぬ過去に繋がっていたのだが

深い題と言っていいと思う

残酷さが漂う


ニコール・ジョーダン著「ローズガーデンをきみに」ラベンダーブックス

2010-01-11 10:09:01 | 本と雑誌

ニコール・ジョーダン著「ローズガーデンをきみに」ラベンダーブックス
ニコール・ジョーダン著「ローズガーデンをきみに」ラベンダーブックス
ニコール・ジョーダン著「ローズガーデンをきみに」ラベンダーブックス
二年前 婚約者のデイモンは愛人の事でエレノアを傷つけた

彼を愛していたエレノアは深く傷つきーそれでもイタリアのプリンスと交際を始めたらー再びデイモンが彼女に近付き言った

「彼は君に相応しくない」

デイモンは双子の兄弟 続けて家族を失ったことから立ち直れておらずー

けれどエレノアが他の男と一緒にいるだけでも我慢できなかった

エレノアもデイモンを忘れられなくてー

シリーズ物でもあり 登場人物の作品で交差し変化する人間関係も気になったりします


ダイアナ・パーマー著「ジェラシー」ハーレクイン文庫

2010-01-11 09:56:37 | 本と雑誌

ダイアナ・パーマー著「ジェラシー」ハーレクイン文庫
ダイアナ・パーマー著「ジェラシー」ハーレクイン文庫
ダイアナ・パーマー著「ジェラシー」ハーレクイン文庫
作家のマデリンは二年前交際中の男性に迫られ処女を与えた直後 実は別に家庭があると知らされる

衝撃を受け心が傷ついた彼女は夜の雨の中で街をさ迷い歩き 実業家ジョンに拾われる

以来ー友人として付き合ってきた

しかし出会いの夜からジョンは彼女を愛し続けてきた

彼女の受けた傷の深さに ただ見守りながら その傷が癒えるのを待ち続けていたのだ

マデリンはジョンの態度の変化に戸惑うけれどー

人気ロマンス作家の手慣れた一作です