第一人称で語られる物語は 読むペースを掴むまでがちょっと苛立つ
ハーディなる青年が初恋の相手
しかしハーディは野望があり生まれ育った街を出て行くつもりだったのでヒロインのリバティにキスはしても抱こうとはしなかった
しかもハーディが他の女性と抱き合う姿を見て当てつけるようにヤケになったかのように リバティは他の男に処女を与える
その後も何人かの男と関係を持つが快感を得ることができない
やっと情熱的なセックスを与えてくれる男ゲイジとうまくいきそうになった矢先 成功したハーディが現れ リバティを求める
叶わなかった初恋への未練か
新しい男ゲイジか
貧しく生まれ育った娘には 実は見守る酔狂な足ながおじさんの如き人間が存在し 思いもつかぬ富豪の妻となるというシンデレラ・ストーリー
分野がロマンス小説でなければ
深く考えず たいした考えも思いもなく男と寝る娘は ただの尻軽馬鹿娘でしかないなーと苛立ちを覚えつつ (笑)