メアリー・ジョー・パトニー著「金色の巫女に捧ぐ」ランダムハウス講談社

異国ふうの魅力漂わせる男を従兄弟から紹介されサラは心が妖しく騒ぐ

婚約者がいながらー他の男のキスと抱擁に燃え上がるものを感じてしまう

復讐相手である卑劣な男とサラの結婚を阻止しようと誘惑にかかった男も 彼女が近くにいると自分を抑えきれずー

子供だった男に加えられた恥辱 屈辱

その復讐の為の調査 計画

余りにも強欲で唾棄すべき害毒のような人間は 相応に苦しみ死ぬべきだ

この物語の中では過去に苦しい恋をしたらしいサラの従兄弟が一番高潔な人間に見えるが それもそのはず同じシリーズの別の物語の主人公となる

キンバリー・ローガン著「心の秘密を盗まれて」扶桑社ロマンス

「口づけは暗闇の中で」のトリスタンの妹エミリーの恋

かつて家出し危険な目にあった時 助け庇ってくれたピーターを エミリーは愛し続けていたが 彼は身分違いと自分の心を殺し去ってしまった

その彼が兄の怪盗逮捕に協力する為に戻ってきた

その怪盗がエミリーとも知らず

兄の秘密を守る為にエミリーは脅迫者に従うしかない

だが とうとうピーターが怪盗の正体に気づいてしまった

身分違いの恋

事態はエミリーの手には負えなくなってしまったー