夢見るババアの雑談室

たまに読んだ本や観た映画やドラマの感想も入ります
ほぼ身辺雑記です

和田はつ子著「鶴亀屋繁盛記 道楽息子」双葉文庫

2010-02-21 19:05:38 | 本と雑誌

和田はつ子著「鶴亀屋繁盛記  道楽息子」双葉文庫
和田はつ子著「鶴亀屋繁盛記  道楽息子」双葉文庫
人捜しの鶴亀屋 主人は竹蔵 妻はまつ恵
娘はきり乃

久々に友人梅太郎と一切に人捜しをすることに
「道楽息子」
大店の後継ぎでありながら手習いを教える鯉太郎が姿を消した

みかけによらずしたたかだった女と これこそ恋と思いつめた男

余り後味はよくない

「横綱相撲」
大一番を前に消えた大関
ろくでなしの兄から八百長を頼まれ迷惑していたというがー

「冬の花火」
暮れの挨拶に駒黒屋に出向いた帰り道 まつ恵がかどわかしにあう

駒黒屋の内儀て間違えられたのだ

行方が知れないまつ恵を助ける為に 駒黒屋も梅太郎もおもんも 当然きり乃も竹蔵も力を合わせる

シリーズ第六作

「鶴亀屋繁盛記 隠居始末」↓

http://blog.goo.ne.jp/yumemi1958/d/20100221


和田はつ子著「鶴亀屋繁盛記 隠居始末」双葉文庫

2010-02-21 12:10:39 | 本と雑誌

和田はつ子著「鶴亀屋繁盛記  隠居始末」双葉文庫
和田はつ子著「鶴亀屋繁盛記  隠居始末」双葉文庫
和田はつ子著「鶴亀屋繁盛記  隠居始末」双葉文庫
人捜し稼業をする鶴亀屋の主人の竹蔵の妻まつ恵は 夫の友人で仕事の手伝いもしてくれる遊蕩が過ぎて隠居の身となった鶴川梅太郎に何処か想いを置いていて娘のきり乃が年頃になった今でさえ まだ独り身の梅太郎の女との付き合いの噂を聞いてさえ 胸が焼け何か面白くない

それはきり乃も同じこと

二人目の父親を盗まれるように思ってしまう

梅太郎が気にしているのはーゆえなき苦しみに泣く女性を助けるためなら命も張るおもん

凄絶なまでの美貌のおもんが 自分のことをどう思っているか 梅太郎にはわからないのだ

「黒月忌」きり乃の友人が座敷牢から姿を消し 見よう見真似で 幼なじみの武士と捜し始める

母の死と恋に悩んでいたことが分かるが

いっぱしの大人のつもりのきり乃が多少鼻につくのは 私がまつ恵ときり乃の母娘が余り好きでないせいもあるだろう

「隠居始末」
まだ元気なのに息子に言われるまま隠居するしかなかった男には 悍ましい性癖の為 身代わりに人を死なせた過去があった
消えた隠居を捜す梅太郎は 真相に辿り着くもー

「岡っ引き魂」
竹蔵を訪ねてきた岡っ引きが姿を消す

彼には命を懸けた探索する事件があったのだ

死んだ岡っ引きを竹蔵は悼む

シリーズ第五作

「やさぐれ三匹事件帖」↓

http://blog.goo.ne.jp/yumemi1958/d/20080621

「恋刀」↓

http://blog.goo.ne.jp/yumemi1958/d/20080621

「雪中花」↓

http://blog.goo.ne.jp/yumemi1958/d/20080621

「雛の鮨」↓

http://blog.goo.ne.jp/yumemi1958/d/20080624

「悲桜餅」↓

http://blog.goo.ne.jp/yumemi1958/d/20080625

「あおば鰹」↓

http://blog.goo.ne.jp/yumemi1958/d/20080625

「噺まみれ三楽亭仙朝」↓

http://blog.goo.ne.jp/yumemi1958/d/20081123

「鶴亀屋繁盛記 夜半の雛」↓

http://blog.goo.ne.jp/yumemi1958/d/20081204

「鶴亀屋繁盛記 花嫁御寮」↓

http://blog.goo.ne.jp/yumemi1958/d/20091105