夢見るババアの雑談室

たまに読んだ本や観た映画やドラマの感想も入ります
ほぼ身辺雑記です

加藤実秋著「チョコレートビースト」創元推理文庫

2010-02-13 23:43:14 | 本と雑誌

加藤実秋著「チョコレートビースト」創元推理文庫
加藤実秋著「チョコレートビースト」創元推理文庫
加藤実秋著「チョコレートビースト」創元推理文庫
加藤実秋著「チョコレートビースト」創元推理文庫
クラブインディゴ・シリーズ第二作

「返報者」
ホストが続けて襲われ ナンバーワン・ホストの空也から 晶は犯人探しの依頼を受ける

実は空也は自分がヘルプにつけた樹(いつき)に何かひっかかるものを感じていた

晶も襲われ怪我をする

犯人は確かに樹の為にと動いていたのだ

「マイノリティ/マジョリティ」
塩谷や晶の知人が行方不明になる

捜し始めたクラブ インディゴの面々は不正な金の流れに気付く

「チョコレートビースト」
オカマのなぎさママの愛犬が強盗に連れ去られ
いきがかり上ー晶は犬を捜す為 強盗一味の正体を調べることに

彫師に目をつけられたアレックスの今後が心配です

「真夜中のダーリン」
心臓が悪いホストが ホストコンテストに出ることを決意し インディゴの面々は応援する

けれどコンテストには裏があった

今度は元気になり 真っ当なコンテストに出場する為 手術を受けることを決意する

快調インディゴ・シリーズは第三作「ホワイトクロウ」も文庫化されております

シリーズ第一作「インディゴの夜」は↓に

http://blog.goo.ne.jp/yumemi1958/d/20100213


加藤実秋著「インディゴの夜 」 創元推理文庫

2010-02-13 15:15:07 | 本と雑誌

加藤実秋著「インディゴの夜 」 創元推理文庫
加藤実秋著「インディゴの夜 」 創元推理文庫
加藤実秋著「インディゴの夜 」 創元推理文庫
加藤実秋著「インディゴの夜 」 創元推理文庫
加藤実秋著「インディゴの夜 」 創元推理文庫
ゴーストライターなど書く仕事をしている晶(あきら)ー三十代 独身ーは 同じ業界に身を置く塩谷と ノリで始めた いっぷう変わったホストクラブ「インディゴ」の経営者だ

伝説の男と呼ばれる静かにして優雅な憂夜がマネージャーとして店を取り仕切っている

「インディゴの夜」 店の客が殺され 死体を発見したのがインディゴのホストであったことから 犯人探しに燃えるインディゴの店の面々

それぞれ意外な人脈を見せる

「原色の娘」
インディゴのホストのジョン太の恩人の娘佑梨亜を預かることになった晶

だが佑梨亜が姿を消し 少女へ性的な欲望の毒牙を向ける企みある一味がいてー

「センター街NPボーイズ」
オカマのなぎさママに頼まれ人探しをする晶達

ナンパする男達の人脈や用語が楽しい

初恋の男性の為 なぎさママが雄々しく頑張る

「夜を駆る者」
インディゴの元ホストが殺された
引き抜かれた先の店に不穏な匂いが

晶は客としてその店に通う

女を食い物にする男達

晶を救う為 インディゴの仲間は戦う

昼のドラマで現在放映中

あのどろどろ設定が得意だった時間帯に イケメンがいっぱい
しかも事件を調べるホスト探偵団
晶とその一味のような仕上がりです

今まで 財布ステーキやたわしコロッケで コアな世界を築いてきた時間帯ですが がらりと方向転換しています

あれば ちょっと行ってみたい

そんなお店です

インディゴ

シリーズ第二作「チョコレートビースト」も文庫化されています

「インディンゴの夜」ドラマサイト↓

http://tokai-tv.com/indigoblog/


快晴

2010-02-13 08:41:57 | 子供のこと身辺雑記

快晴
快晴
快晴
今週はずっとぐずついたお天気でしたが 土曜日になり やっとすっきりした青空が広がっています

有り合わせ野菜のすいとん

だしは鰹節と鶏肉でとってみました

白菜・牛蒡・人参・さつまいもが入っています

すいとんの団子はレシピでは米の粉ってことで上新粉を使用してありました

生憎無かったので白玉粉で代用です

昨日のお昼は焼きそばを

今日は長芋でとろろご飯など 父に作ろうかと思っております


小川糸著「食堂かたつむり」ポプラ文庫

2010-02-13 00:02:35 | 本と雑誌

小川糸著「食堂かたつむり」ポプラ文庫
小川糸著「食堂かたつむり」ポプラ文庫
小川糸著「食堂かたつむり」ポプラ文庫
仕事から倫子が帰宅すると 家の中はからっぽだった

一緒にお店を持とうと貯めてたお金も ぜえんぶ暮らしてた恋人が持ち去ってしまった

その衝撃から声が出なくなってしまう

倫子はバスで故郷へ帰る

それだけのお金しかなかったから

おばあちゃんのぬか漬けのぬかを膝に抱えてー

十年ぶりの帰郷だった

スナックのママをしている倫子の母はエルメスと名付けた豚を飼っている

そのエルメスが倫子を追ってくる
逃げる倫子

母との再会

うまくいってる母と娘ではなかった

自堕落に見える生き方が娘には許せず 母のようにはなるまいと思っていた

その母に資金借り 倫子は食堂を始めることにする

祖母と暮らした記憶 作っていた料理

働いてきた自分

料理なら作れる

妻に逃げられた熊さんの助けを借り 手作りのー倫子の夢の食堂が完成した

お客様のことを思いながら 心を込めて倫子が作る料理は 幸せになれる 奇跡を起こすと評判になるが 妬む人間の嫌がらせにもあう

助けてくれる人もあり

また母が本当は倫子のことをよく見ていて ずっと案じていたこともわかる

初恋の男性と再会 結婚する母は 命の終わりが見えていた

母は倫子にある頼み事をする

物語の終わり 倫子は声を取り戻す

再び料理も始める

かたつむり食堂に来た客の物語「チョコムーン」も同時収録

倫子が骨の髓まで料理人なのだと 凄みを感じさせられたところがある

母の注文とは言え 自分が世話してきたエルメスを死なせ解体し

命を無駄にしない為 全て利用しつくし 料理を作るのだ

うわ~と思った

なんて強い女性だろう

それができるからこそ プロの料理人なのか

柴咲コウさん主演で映画化され2010年2月6日より公開されています

母親役は余貴美子さんです