フランス国王だった夫が逝去
未亡人となったメアリー・スチュアートはスコットランドに帰国する
彼女は希望と不安を抱いていた
付き添う侍女の一人グウィニス(グウェン)は 出迎えの貴族の一人ローアン・グレアムの言動に反感を持つが
女王の命で長い時間を共に過ごすうち 忘れられない相手になる
けれど二人の結婚をメアリー女王は認めてくれず 逆にイングランド女王エリザベスが ひそかに結婚させてくれるのだった
戦い 反乱は繰り返され グウェンは 彼女に恨み持つ人間達から魔女呼ばわりされ火刑に処せられることに
ローアンは愛する妻を救う為 芝居を打つ
望んだものは平和
愛する人と共に暮らすこと
実在の人物に史実を絡めている為か 展開はやや重いです
楽しみとしては ローアンとグウェンの子供達を主役に据えた物語が書かれるかもしれないことでしょうか