夢見るババアの雑談室

たまに読んだ本や観た映画やドラマの感想も入ります
ほぼ身辺雑記です

報復ゾンビー序ー

2016-01-15 22:25:26 | 自作の小説

「狂いの始まりはー」


生涯かけて男が愛したのはただ一人

けれど その少女の命は続かずー

男の夢も 狂っていった

男は 少女の病気を治したかった

ただ それだけ


他の事は どうでも良かった

治療できる病気では無かった

だから治す術を捜して 捜して  秘密の実験も繰り返す


少女が死んでしまってから 男の夢は狂っていった

はじめに恋ありき
最初は愛であったのにー


寒村に医者が来てくれたー村の人達は喜んだ

山には生き物が多くいる
男は 密かに実験を繰り返す

思う結果は得られなくても

半世紀経って 男は自分の命がもう長くないことに気付きー

ある注射を選んだ村の十人の若者にした
風邪の予防注射と偽って


その結果を見ることはできないと男は知っていた

未来へ それがどう変化を遂げるのか

無責任で非道な実験


男が走ったのは 死んだ人間をよみがえらせる
荒唐無稽なー



その実験は 幾つかの世代を経て 何人かに「ある変化」をもたらした

その変化を見たらー男は どう感じただろうか


しかし その変化ゆえに無惨に殺された娘はー復讐を果たせた・・・

娘には変化の理由はわからなかったが


男の半世紀かけた実験は成功したのか それともー

始まったドラマの中から

2016-01-15 09:33:08 | テレビ番組
二時間モノのスペシャルにしては豪華すぎるメンバーと思っていたらー連続ドラマとして始まった堀北真希さん主演の「ヒガンバナ」

女性ばかりの警視庁捜査第七課は別名「ヒガンバナ」と呼ばれている
その理由はーヒガンバナの根っこには毒がある そういう女の吹きだまりってわけだ 
ーと刑事部長神藤勇蔵(佐野史郎)が言い放つ

捜査七課長 瀬川すみれ(大地真央)圧倒的な存在感と冷静さで個性豊かな面々を率いて 男性相手でも引かない むしろ相手をたじろがせる

プロファイラー 柳 幸子 (YOU) 相手の懐にとびこむ着やすいくだけた話し方も武器か 結婚には失敗したが子供を育てている

元鑑識 伊東 凛(高梨臨)  柳や長見と共にトリオを組む仲の良さ けれど「こうなった過去」があるようにも思える

監察医 長見 薫子(知英) 帰国子女の為 時々言葉遣いがおかしく 相手の感情を害することもある


来宮 渚(堀北真希) 事件現場で被害者か加害者 残留思念にシンクロし時に涙を流し倒れることも

峰岸 雪野(檀れい)  捜査一課でばりばり事件を解決したいのにー捜査能力が高い故に疎まれたか たかが女性と見られる壁を乗り越えられず七課へ


ヒガンバナをイメージした赤い衣装で彼女達が現れ「ヒガンバナ」のタイトルに


二時間ドラマの続きとしてドラマが始まるのかと思っていましたがーどうやら二時間ドラマは無いものとして 来宮と峰岸は初対面という設定でドラマは始まりました


おそらく来宮の子供の頃か 女の子と少年が昔の事件にかかわり登場 これは伏線としてどういう事件かは まだわかりません
連続ドラマの中でじわじわ明かされていくのでしょう

フリージャーナリストの菊池謙人(DAIGO)が その少年で来宮の子供時代に遭遇した事件に関係しているのではないかーと想像されます
ナンパ男を装って来宮にからんでまいりますが 「やっと 会えた・・・」と想いのこもる呟きをもらしていますから
事件にかかわる来宮を探し続けていてーもしかしたら来宮の身内か 事件の真相を知るのかもしれません
または事件の謎を追うためにフリージャーナリストになったのか
考えすぎかもしれませんが


捜査一課長・北条 光佑(平山 浩之)は峰岸と関わり 何かありそうな雰囲気も
若い刑事として東野和也(市川 知宏)
一課係長・黒田 吾郎(木本 武宏)

心療内科医・河井百合子(高橋 恵子)来宮をよく知る


第一回の事件は 海外要人を乗せた船に爆発物が仕掛けられており その近くで女性の死体が発見されてー
この二つがからんでいたーというもの

幸せそうな夫妻は後継者問題で 夫が後継者に選ばれるようにー妻は妊娠したように装ってました ひそかに養子をとる段取りをして
夫の浮気相手から 妊婦を装う滑稽さを指摘されー逆上した妻(ともさか りえ)は 女性を突き落として死なせてしまった

その現場をネットおたくの男が目撃 自分のアリバイ作りに利用
爆発物のタイマーを解除する4ケタの番号は「うそつきの番号」

その謎(偽りの妊婦の出産予定日)を解いた来宮が七課長の瀬川に連絡し ぎりぎりで爆発はとめられる


偽装妊婦の設定が うん ちょっとねーとは思いますが

それよりもDAIGOさん演じる菊池が どういう人物で 来宮が事件現場で「共鳴する」体質になった昔の事件がどういうものであったのかが 気になります

「フラジャイル」も録画で観ましたがーありがちな設定はちょっとイライラ 武井咲さんはかわいいのですが


二時間ドラマからの連続ドラマは「スペシャリスト」も そうですね
こちらは主役(草剛)さんのキャラができあがっているので 安心して観られます
「科捜研の女」とのコラボも楽しかったです


NHK時代劇「ちかえもん」 「あまちゃん」の喫茶店「アイドル」のマスターを演じた松尾スズキさんが近松門左衛門を演じます
近松の母親に富司純子さん 「鯖が食べたい」と息子の近松を威嚇する場面も笑えます
 他にも山崎銀之丞さん(「あさが来た」では炭鉱の親分役 私には その昔の「安楽椅子探偵」のアイドルのマネージャー役も懐かしい)
風来坊みたいなわけわからんお調子もん男の万吉に青木崇高さん

平野屋に岸部一徳さん その放蕩息子の「あほぼん」に小池徹平さん 遊女として優香さん 早見あかりさん 天満屋の女将に高岡早紀さん

竹本義太夫に北村有起哉さん

書けないスランプに悩む いささかへたれな近松は 「書ける」ようになるのでしょうか

ドラマの登場人物が近松に どうモデルにされ作品に使われていくのかー
そのあたりも興味深いです