夢見るババアの雑談室

たまに読んだ本や観た映画やドラマの感想も入ります
ほぼ身辺雑記です

天気予報では明日は寒くなるそうです

2020-03-04 19:40:38 | 子供のこと身辺雑記













三月初めは本当なら北海道でお勉強会の予定だった長男
それが中止となり家にいる
「行ったついでにジンギスカン ビール工場 回転寿司で海鮮」とか あくまでついでに楽しみにしていたとか
勉強会の方がついでに見えるけれどもね・笑

姑の家に届けるおかずとは別に長男もきっちり三食

昼食はパンにしようとバターとすりおろしたニンニク混ぜて フランスパンに塗って オーブントースターに焼いてもらって

人参 じゃがいも トマトのポタージュ

朝昼晩 ご飯より お昼ご飯は目先を変えてーと



雨の中 ヤクルトお姉さんがヤクルトを届けてくれたので 「よかったら使ってね」とポケットテイッシュを二つ差し上げたら

「いいんですか こんな時なのに」

と すっかりポケットテイッシュが貴重品扱いだった

世の中 狂っていると思う

トイレットペーパーもテイッシュペーパーも工場にはできた製品が積まれている
あとは配送が追いついていないだけ
この急なバカげた需要に

お店には開店前からの行列


壁一面のひろい売り場は綺麗にカラッ

こうなると もう集団ヒステリーみたいなものなのか

早く笑い話にできる時がくればいい

「あの時は必死で買いに行ったのよ」と

あるスーパーでは夕方近くまでトイレットペーパーもティシュペーパーもあって 買って帰る女性たちは とっても幸せそうでした
その笑顔を見たら 「良かったね」と思ってしまった

日用備品 主婦は切らせられない
勿論 主婦でなくてもーだろうけれど

日々の生活を つつがなく暮らしていけるように買い物 考えてやってるんですものね










山本一力著「サンライズ・サンセット」 (双葉文庫)

2020-03-04 18:47:52 | 本と雑誌



「ホワイト・キャブ」
亡夫との想い出を大切にしている祖母
祖母の旅に付き添う孫息子は 十分な下調べをして用心もしているのに
祖母は白タクに乗ってしまった

ぼったくられるーそう思ったし 運転手もそのつもりだった

だが 根は善人だったのか
メルヘンではある


「ピクルス」
時代の流れ 永遠に続く店はない 景色も変わっていく
昔気質とう言葉すら死語となりそうだ

人情紙風船か金儲け至上主義の世の中か

長年 慣れ親しんだ店の主人への町の住人の心尽くし



「キューバン」
ささやかな謎でも続けば気懸かりなモノ

想い出を守る 守り続ける
自分の心は汚さずに誇り高く生き続ける


「バーバー・ブンチャン」

頑張り続けた娘は 幸せを掴む



「C.P.D」
ささやかな少年たちの冒険
見守る優しい大人たち


「グリーンアップル」
戦場から戻った男達に周囲どころか家族すら以前通りには接してくれない

それでも大切な故郷 家族

タクシーの運転手と乗客は同じ人間を知っていたことが判ってー


解説は文芸評論家の縄田一男氏